大和の国(現在の奈良県)の国栖(くず)の人々が、この植物の根からクズ粉を作って売り出したことから名付けられたと言われています。 葉のわきから出る赤紫色の花も印象的ですが、一番驚くのは葉の大きさです。ひとつの葉が3枚の小葉から出来ていますが、小葉は長さ幅とも10〜15cmはあるので、ツル性とはいえほとんど低木のような感じになって、かなりの威圧感があります。 クズ粉は知っていても、それがどんな植物から採るのかはまったく知りませんでしたから、この植物がクズだと知ったときは本当に驚きました。多分、私は無意識のうちに、カタクリのような小さな植物をイメージしていたのでしょう。