暗闇仕留人各話紹介
■更新事項(2002.11.26) ページ作成。
「嘉永6年6月15日。本所にて夜鷹40人召し捕えられ、入牢。この時、市中の女髪結いも召し捕えられしと言う。」
(Aパートナレーションより)
その晩夜鷹狩りに参加していた中村主水は、怪力を駆使する坊主の男大吉と、三味線の撥を武器にする編笠の男糸井貢に遭遇する。ふたりともかなりの手練であった。加えて半次とおきんとも再会した主水は裏稼業再開の意思を2人に告げる。
捕らえられた女髪結いおそのは奉行所の女牢に居なかった。おそのの祖父弥助と共にこの事を知った主水は北町与力高畑と近江屋の癒着を嗅ぎ付け、半次とおきんにおそのの行方を探させる一方、貢と大吉を裏稼業の仲間に引き込むためスカウトに動き出す。
高畑がひっきりなしに出入りしている水口藩の屋敷に潜入した半次はそこでおそのを発見。おそのを自分の物にしようと企む近江屋のために、高畑と水口藩家老湯川が手を貸していたのだ。
しかしおそのは最後まで反抗、その結果変わり果てた姿で弥助と無言の対面を果たすことになる。盗みを働いてまで作った金を弥助は貢に託した。
貢はその金を主水たちに差し出す。しかし貢は奉行所の役人である主水を信用出来ず、素直に仲間に加わろうとしない。貢の出した条件は主水が本当に殺しをするのを確認できること。
かくして大吉が近江屋を、主水が高畑を仕置きした。彼らの殺しをしかと見届けた貢が、残る悪人湯川に立ち向かう。
その後中村家の法事が行われ、りつの妹たちとその連れの男たちが主水の前に姿を現わす。その男たちとは、なんと貢と大吉。ただただ驚くばかりの主水であった。

【主水の一言】
「バチだ、バチが当たりやがった。」
【貢の一言】
「八丁堀、見たぞ証拠は!」

【次回予告】
残る命をこの世に捨てて、増えた心の恨みごと。背負う女の地獄道。次週、暗闇仕留人に御期待下さい。
【キャスト】
糸井貢/石坂浩二 大吉/近藤洋介 おきん/野川由美子 おみつ/佐野厚子 妙心尼/三島ゆり子 糸井あや/木村夏江 弥助/佐山俊二 近江屋/浜田寅彦 与力高畑(EDでは同心高畑と表記)/今井健二 おその/今出川西紀 半次/津坂匡章 家老湯川/西川嘉孝 侍吉井/田渕岩夫 幸兵衛/神戸瓢介 おてる/森みつる 同心飯島/水上保広 同心原田/宮川龍児 矢崎/橋本尚友 野村/高橋仁 お咲/松谷玲子 中村りつ/白木万理 中村せん/菅井きん 中村主水/藤田まこと

本放送日:74.06.29  脚本:國弘威雄  監督:工藤栄一 

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→暗闇仕留人第2話「試して候

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