暗闇仕留人各話紹介
■更新事項(2003.01.13) 暗闇仕留人各話紹介第19話へのリンクを追加。
第18話 世のためにて候
「世のため人のため」をうたい文句にしている瓦版『よろずひょうばん』。
よろずひょうばんに極悪人ましら小僧の親であることを公表された灘屋市兵衛は、世間からの冷たい仕打ちとよろずひょうばんの版元聖古堂から受けた脅迫を苦に自殺する。
あやを死に至らしめた仕上げ屋一味を始末してから姿を消していた貢が、小間物屋蔦屋にかんざしを買いに現われる。その蔦屋が聖古堂のターゲットになってしまった。
蔦屋の隠居おせきは後妻で、先妻の子文治郎は人殺しを犯し服役中の身。それをネタに聖古堂は蔦屋に、世間に対し詫び料を払わなければ、よろずひょうばんに文治郎のことを書くぞと脅しをかける。
これに対して蔦屋の婿養子政吉はヤクザの手を借り、聖古堂の主人和泉屋僭兵衛に手を引かせようとするものの、聖古堂の怪力用心棒勝三の逆襲にあいヤクザもろとろコテンパンにのされてしまう。
結果的に聖古堂を敵に回してしまった蔦屋は、よろずひょうばんに事実を湾曲した記事を載せられ世間からつまはじきにされた。そのあおりを受けておせきは死亡、政吉と妻おゆきは行方をくらます。
それから3ヶ月後、政吉とおゆきは飲み屋を開業するが、すぐに聖古堂に居場所を突き止められ、またも蔦屋夫婦として再び世間の冷たい風にさらされることに。
その後おゆきは和泉屋の息子与之吉に体を奪われてしまう。それは政吉がこれ以上の被害を避けるために与之吉に我が身を売ったのだと知ったおゆきはその場で舌を噛んで自殺、政吉も後を追って命果てた。
聖古堂の汚いやり口に怒る仕留人は、おきんが蔦屋からくすねた櫛を頼み料に聖古堂一味の始末に乗り出す。

【おきんの一言】
「やるね、やらなきゃ。」

【次回予告】
あの人は生きている。必ず私のもとへ帰ってくる。そう思い続けていたい女ごころ。何もかも失った今、残る心の恨み雨。次週、暗闇仕留人に御期待下さい。

【キャスト】
糸井貢/石坂浩二 大吉/近藤洋介 おきん/野川由美子 妙心尼/三島ゆり子 和泉屋僭兵衛/成瀬昌彦 弥七/上野山功一 政吉/平井昌一 おゆき/近江佳世 与之吉/伊吹新吾 灘屋市兵衛/伊東亮英 小西屋徳三/中村錦司 おせき/新海なつ 道玄/有川正治 勝三/国一太郎 文治郎/五十嵐義弘 同心田口(EDでは同心と表記)/古川ロック 同心/丸尾好広 牢役人/和田文雄 瓦版屋/千代田進一 丁稚/大迫英喜 中村りつ/白木万理 中村せん/菅井きん 中村主水/藤田まこと

本放送日:74.10.26  脚本:播磨幸治  監督:倉田準二 

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