必殺仕業人各話紹介
■更新事項(2004.10.25) 必殺仕業人各話紹介第4話へのリンクを追加。
第3話 あんたあの娘をどう思う
柔術師範花輪東十郎の妾お蝶の下女お市は、お蝶の飼い犬を勝手に"イチ"と名付け可愛がっていた。
イチを又右衛門の仲介で商家に三両で売り渡そうとするお蝶の企みを知ったお市は、ひとまずイチを剣之介・お歌に預けることにした。

お市は、イチを自らの金で買い取るべく体を売る決意をする。
そして夜の路地でお市が声を掛けたのは、主水だった。
主水は体を汚すんじゃないとお市を諭すが、その後もお市のことが気になってしょうがない。

しかしお市は身売りをやめなかった。
最初の客には代金を踏み倒され泣きを見たものの、お市はほんの数日間でみごと四両を稼ぐ。
かくしてお市は、その四両でイチをお蝶から買い取った。

お市の最初の客の正体は、花輪の弟子戸崎一馬だった。
戸崎とお蝶からお市の評判を聞かされた花輪は、16才の少女の体に興味を示す。
お蝶に見返りを与える条件で花輪は、お市を強姦。
その最中、東十郎に噛み付いたイチは、東十郎の手で無惨に殺されてしまう。

そして主水は、無心にイチを埋葬するお市と再会を果たす。
しかし主水の目の前の少女は、すでに男というものを信じられなくなっていた。
お市に四両の小判を投げ付けられた主水は、その金を花輪・戸崎・お蝶殺しの頼み料に仕立てる。
悪用した柔術!剣之介勝てるか

【剣之介の一言】
「金の為じゃねえ、犬の為だ」

【やいとやの占い】
またまた天保拾戌申歳御暦を読むやいとや。
「仏滅?」
第1話からずっといい結果が出ないためか、暦を読むのは今回でおしまい。

【次回予告】
人の世のしがらみ、身近にあればこそ、更に増す心の乱れ。今にして思う、心とは裏腹な愛の証し。何のために息づいたのか、帰らぬ命。次週、必殺仕業人、御期待下さい。
【キャスト】
赤井剣之介/中村敦夫 やいとや又右衛門/大出俊 お歌/中尾ミエ 捨三/渡辺篤史 島忠助/美川陽一郎 出戻り銀次(EDでは出戻り銀次郎と表記)/鶴田忍 お澄/二本柳俊衣 お蝶/ロミ山田 お市/テレサ野田 戸崎一馬/伊達正三郎 文造/松田明 お吉/鳴尾よね子 牢役人/浜伸二 町同心/堀北幸夫 浪人/湯川勉、花岡秀樹 屋台親爺/森秀人 花輪東十郎/宍戸錠 せん/菅井きん りつ/白木万理 中村主水/藤田まこと

本放送日:76.01.30  脚本:野上龍雄  監督:工藤栄一 

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