必殺仕業人各話紹介
■更新事項(2004.11.01) 必殺仕業人各話紹介第5話へのリンクを追加。
第4話 あんたこの親子をどう思う
主水が美人局のエサに!罠にはめた金貸し叶屋兵蔵は、囚人菊坂の文次を一晩だけ釈放せよと主水に要求。
それに従い主水は文次を兵蔵に引き渡した。

兵蔵は文次に殺人を指示し、藤屋に送り込む。
藤屋のお遊は息子丈太郎を溺愛し、その夜も勝手に丈太郎の布団に潜り込む始末。
文次は、殺しのタイミングを得られなかったため、仕掛け損なってしまう。
その様子は、主水の指示で兵蔵と文次を追跡していた捨三が、目撃していた。
町回り時代に藤屋と付き合いがあった主水には、なぜ藤屋の誰かが命を狙われたのかが理解できない。

兵蔵は、丈太郎に借金をさせて大儲けしようと企んでいた。
そのために丈太郎に女を差し向け、遊興費を拠出させる兵蔵。
そんな丈太郎の女遊びに気付いたお遊は、番頭与助に丈太郎の金遣いを調査させ、丈太郎が兵蔵から金を借りているのではないかと疑いを抱く。
お遊は、主水にそれを打ち明け、もしもの時の為にと金を託した。

主水は仲間たちに声をかけ、剣之介と又右衛門が叶屋に潜入、兵蔵が死一倍を行っていたことを突き止める。
死一倍については、下の島さんの一言を参照してもらうとして…
丈太郎もお遊の命を担保に、死一倍システムを利用して三百両もの大金を兵蔵から借りていた。

丈太郎は母に気付かれる前の返済を希望していたが、三百両の返済など自分一人の手ではとうてい不可能。
そこで兵蔵は、お遊を始末してしまえば誰に気付かれることなく借金を返済できると、丈太郎に吹聴する。

女遊びをしながらも実はマザコンの気があり、そのくせ母親を死一倍の担保にしてしまった丈太郎。
しかし今度の一件から自分との距離を置き、与助に身を委ねたお遊を許すことが出来ず、丈太郎は遂に殺意を芽生えさせてしまう。
そこへ現れた兵蔵は、お遊殺しを買って出る。そして文次と共にお遊と与助を葬るのだった。

【島の一言】
「例えばですよ、あなたが母上の命を担保に金を借りるとします。するとですな、母上が死んだ日から三日以内に、倍にして返さなければならんのです。それが、この死一倍ということですよ」

【やいとやの占い】
お茶を注ぐやいとや。
「へえ、上々の吉だ」
茶柱が立った湯呑みを神棚に供えて出陣。あれ、お茶飲みたかったんじゃないの?

【次回予告】
あの時、死んだ方がよかったのだろう。今さら命断ち切れず、死に場所もない、抜けだせぬ隠れ里。あの人のあと、一途に追いかける。次週、必殺仕業人、御期待下さい。
【キャスト】
赤井剣之介/中村敦夫 やいとや又右衛門/大出俊 お歌/中尾ミエ 捨三/渡辺篤史 島忠助/美川陽一郎 出戻り銀次(EDでは出戻り銀次郎と表記)/鶴田忍 お澄/二本柳俊衣 兵蔵/森塚敏 丈太郎/藤間文彦 与助/大林丈史 お菊/横山リエ 文次/三上左京 岡っ引参造/黛康太郎 同心武田/吉田聖一 牢番/松尾勝人 女中お米/倉谷礼子 下役人/伊波一夫 お遊/小山明子 せん/菅井きん りつ/白木万理 中村主水/藤田まこと

本放送日:76.02.06  脚本:安倍徹郎  監督:蔵原惟繕 

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