必殺仕事人各話紹介
■更新事項(2007.05.10) 次回予告を追加。
第13話 矢で狙う標的は仕事人か?
妻お京の目の前で、凄腕の元仕事人ましらの又蔵が弓矢で射殺された。
その後、駕篭に乗った和泉屋宗兵衛が駕篭屋ごと矢を射られ殺される事件が発生した。続いて、おとわ、秀、主水の元にも矢が放たれる。おまけに半吉も何者かにボコボコにされる。一味が矢で狙う標的は仕事人に違いない。主水たちに緊張が走る。

そして、おとわはお京と接触し彼女から殺しを依頼される。殺る相手は、又蔵のスカウトに失敗したある仕事人の元締。しかしその名を聞き出す前にお京は何者かに矢を撃たれ命果てる。

矢で狙われて以来長屋を留守にしている秀を心配した左門は、秀の部屋を訪れ不穏な空気に警戒したことが仇となり、部屋に潜んでいた男におとわ配下の仕事人であることを見抜かれてしまう。

遂に一味からおとわに呼び出しがかかった。左門の素性が明かされたとは思っていない主水たちは、左門抜きで取引現場に向かう。一味の元締は山鹿の才蔵。左門の正体を見破った人物でもあった。才蔵はおとわから江戸の裏稼業を千両で買い占めようとするが、結局取引は決裂して終わった。

その取引の最中に、才蔵の配下でお京とは双子の姉妹に当たるお初が秀に才蔵殺しを依頼した。才蔵の命令で夫の甚八郎と共に又蔵とお京殺しに臨んだお初は、わざと的を外していた。左門も合流し、お初が知らせた才蔵の立ち寄り先への攻撃を決める江戸の仕事人たち。

翌朝、採掘場を舞台に二大仕事人組織の決闘が開始される。才蔵の配下の中には、まだ年端もいかない女の子の姿もあった。

才蔵が死んでもなお立ち向かい敗れる甚八郎。元締を売ったことを知られ仲間に消されるお初。お初を仕留めた少女仕事人。あまりの衝撃で少女に何の手出しも出来ない主水たち。この一戦はおとわ他一同に後味の悪い勝利をもたらすこととなった。

【おとわの一言】
「山鹿の才蔵、確か江戸には二つの組は要らないって言ったね」

【次回予告】
すべてを失った今、何もかも奪われた今、己が選ぶ道もない。生きるため、闇に迷って、人を斬る。『必殺仕事人』御期待下さい。
【キャスト】
中村主水/藤田まこと 畷左門/伊吹吾郎 秀/三田村邦彦 半吉/山田隆夫 涼/小林かおり 美鈴/水本恵子 おふく/かわいのどか 山鹿の才蔵/中野誠也 お京、お初/三浦真弓 甚八郎/山本清 与力伊沢/唐沢民賢 又蔵/下元年世 同心桜井/古川ロック 同心渡辺/重久剛 同心鈴木/伊波一夫 矢場の男/西川ヒデキ 才蔵の配下/東悦次、扇田喜久一、美鷹健児、和田かつら、福山真由美 せん/菅井きん りつ/白木万理 おとわ/山田五十鈴

本放送日:79.08.10  脚本:尾中洋一  監督:松野宏軌 

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