必殺仕事人IV各話紹介
■更新事項(2003.03.01) ページ作成。
第34話 主水失神する
掛川藩士平木新十郎の妻梨江が質屋から出てくるのを見かけた加代は、梨江に髪を売らないかと持ちかけるが「髪は女の命」と断られてしまった。
新十郎は掛川藩国家老黒井但馬をはじめとする藩の人物の不正を綴った覚え書きを記していた。そんな新十郎に金剛塾への研修の藩命が下る。
金剛塾に研修に来た者は、南北両奉行所や各藩の将来有望な人材を教育する秀才組と、落第者をスパルタ式に鍛え直す矯正組とに振り分けられ、新十郎は秀才組に回される。同じく研修に参加を命じられた主水はあわれ矯正組に…。
しかし新十郎に待っていたのは矯正組並のしごきだった。おまけに体調も日を追う毎に悪化して行く。
金剛塾々長荒岩金五郎は国家老黒井から新十郎抹殺を金ずくで依頼されていた。そのために部下の石山と共に新十郎をしごき、加えて毒入りの食事を与えていたのだ。
荒岩と石山の密談を聞いてしまった新十郎は塾を脱走、妻の元に辿り着くものの息絶えてしまう。
梨江は加代に自らの髪を託し仕事人に夫を死に追いやった者の始末を願って、夜の闇へと消えて行った。

【主水の一言】
「数ある花のその中で、大江戸八百八町に紛れもねえ、背中に咲かせた遠山桜、散らせるものなら散らしてみやがれ。」
【キャスト】
中村主水/藤田まこと 秀/三田村邦彦 加代/鮎川いずみ 西順之助/ひかる一平 筆頭同心田中/山内敏男 広目屋の玉助/梅津栄 お民/林佳子 平木新十郎/椎谷健治 荒岩金五郎/千波丈太郎 黒井但馬/永野辰弥 梨江/新谷由美子 石山/田中弘 同心/中西宣夫、蔵田哲雄、丸尾好広 りつ/白木万理 せん/菅井きん 勇次/中条きよし

本放送日:84.06.22  脚本:三田純市  監督:松野宏軌 

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