必殺仕事人IV
■更新事項(2003.03.01) 必殺仕事人IV各話紹介へのリンク先を変更。

オープニングナレーション
近頃 世間で流行るもの
押し込み強盗 高利貸し
賄賂をもらう えれえ人
金 金 金の世の中で
泣くのは弱い者ばかり
涙をふいて おいでなせえ
恨みをはらす 仕事人
陰膳据えて 待っておりやす
作:山内久司 語り:中村梅之助
使用BGM:浜の真砂は尽きるとも
※追加記事がこちらにあります。

主題歌
花の涙
作詞:中西冬樹 作曲:平尾昌晃
編曲:竜崎孝路 歌唱:鮎川いずみ

挿入歌
自惚れ
作詞:阿木曜子 作曲:宇崎竜童
編曲:矢野立美 歌唱:三田村邦彦

挿入歌
風が泣くとき
作詞:山口洋子 作曲:北村研一
編曲:小杉仁三 歌唱:中条きよし

 
キャスト
中村主水(藤田まこと)

秀(三田村邦彦)

加代(鮎川いずみ)

西順之助(ひかる一平)

筆頭同心田中(山内敏男)

広目屋の玉助(梅津 栄)

お民(林 佳子)

西順庵(溝田繁)

西巴(三浦徳子)

中村りつ(白木万理)

中村せん(菅井きん)

勇次(中条きよし)

おりく(山田五十鈴)


必殺シリーズ第21弾必殺仕事人IVのサブタイトルリストです
サブタイトルをクリックするとストーリーダイジェストを御覧頂けます。
監督・脚本家の名前をクリックするとその人の担当作品リストを御覧頂けます。

放送日サブタイトル脚本監督
183.10.21 主水悲鳴をあげる! 吉田 剛 田中徳三
283.10.28 秀、少女の謎を明かす 吉田 剛 田中徳三
383.11.04 主水老人問題を考える 鶉野昭彦 原田雄一
483.11.11 主水犬にナメられる 篠崎 好 田中徳三
583.11.25 お加代十里早駆けに挑戦する 林 千代 広瀬 襄
683.12.02 お加代商売敵の出現にあわてる 中原 朗 原田雄一
783.12.09 主水忘年会の幹事でトチる 保利吉紀 家喜俊彦
883.12.16 せんとりつ子供をもらう!? 篠崎 好 田中徳三
983.12.23 主水晩めしをすっぽかされる 野上龍雄 田中徳三
1084.01.06 主水せんを張り倒す 三田純市 松野宏軌
1184.01.13 秀催眠術をかけられる 吉田 剛 松野宏軌
1284.01.20 勇次鼠小僧と間違えられる 篠崎 好 黒田義之
1384.01.27 お加代りつの殺しを頼まれる 篠崎 好 八木美津雄
1484.02.03 主水節分の豆を食べる 中原 朗 家喜俊彦
1584.02.10 順之助いよいよ受験する 林 千代 田中徳三
1684.02.17 主水転職を夢みる 中原 朗 松野宏軌
1784.02.24 勇次吉原遊女に惚れられる 中原 朗 松野宏軌
1884.03.02 なんでも屋の加代花嫁になる 篠崎 好 広瀬 襄
1984.03.09 秀、天気を当てる女に出逢う 吉田 剛 家喜俊彦
2084.03.16 主水宮本武蔵の子孫と試合をする 保利吉紀 広瀬 襄
2184.03.23 主水仲人を頼まれる 林 千代 田中徳三
2284.03.30 主水大根めしを食べる 中原 朗 松野宏軌
2384.04.06 せん遺言状を書く 保利吉紀 広瀬 襄
2484.04.13 秀空中で闘う 篠崎 好 広瀬 襄
2584.04.20 主水の上役転勤する 鶉野昭彦 広瀬 襄
2684.04.27 主水外で子供をつくる 林 千代 松野宏軌
2784.05.04 主水未知と遭遇する 中原 朗 黒田義之
2884.05.11 順之助20歳の誕生日に誘拐される 保利吉紀 八木美津雄
2984.05.18 主水せんとりつの葬式を出す 三田純市 田中徳三
3084.05.25 勇次投げ縄使いと決闘する 篠崎 好 松野宏軌
3184.06.01 加代幽霊になる 中原 朗 松野宏軌
3284.06.08 主水超能力山伏に部屋を貸す 林 千代 田中徳三
3384.06.15 勇次悪女軍団と対決する 中原 朗 八木美津雄
3484.06.22 主水失神する 三田純市 松野宏軌
3584.06.29 田中筆頭同心見合いする 篠崎 好 家喜俊彦
3684.07.06 主水流れ星に願いをかける 林 千代 八木美津雄
3784.07.13 せん遂に再婚を決意する 鶉野昭彦 家喜俊彦
3884.07.20 主水うなぎにナメられる 中原 朗 田中徳三
3984.07.27 加代エリマキトカゲを目撃する 篠崎 好 広瀬 襄
4084.08.03 主水世にも不思議な朝顔を作る 三田純市 家喜俊彦
4184.08.10 主水夏バテで早朝体操を休む 林 千代 八木美津雄
4284.08.17 加代パン作りに挑戦する 中原 朗 広瀬 襄
4384.08.24 秀夕陽の海に消える 篠崎 好 広瀬 襄

[オープニングナレーションについて]
必殺仕事人IVのオープニングナレーションは「二条河原落書」といわれるものが原典となっています。
その全文は以下の通りです。
此比都ニハヤル物、
夜討、強盗、謀綸旨。
召人、早馬、虚騒動。
生頚、還俗、自由出家。
俄大名、迷い者、安堵、恩賞、虚軍。
本領ハナルル訴訟人。
文書イレタル細葛。
追従、讒人、禅律僧。
下剋上スル成出者。
器用ノ堪否沙汰モナク。
モルル人ナキ決断所。
キツケヌ冠上ノキヌ。持モナラハヌ笏持テ。
内裏マジハリ珍シヤ。
賢者カホナル伝奏ハ、我モ我モトミユレドモ、
巧ミナリケル詐ハ、ヲロカナルニヤヲトルラン、
誰ヲ師匠トナケレドモ。遍ハヤル小笠懸。事新シキ風情ナリ。
譜代非成ノ差別ナク、自由狼藉ノ世界也。
このオープニングナレーションの主題は「金」。
具体的な要素として、「押し込み強盗」「高利貸し」「賄賂」「金 金 金の世の中」「陰膳」が挙げられ、そのいずれもが金にまつわるマイナスイメージの単語ばかりです。
仕事人IV以外にも金の事に触れるオープニングナレーションは、
必殺必中仕事屋稼業
金に生きるは下品にすぎる
必殺剣劇人
金 金 金の亡者たち
仕事人vs仕事人(スペシャル) お金 お金のこの世でも 人の情けは買えやせぬ
などがあり、これらも「金欲=悪」と捉えています。
金をもらって殺しを請け負う悪人たちの物語である必殺シリーズにおいては、当然の言い分でしょう。
そして必殺史上もっとも金を負の存在と位置付けているのは、必殺!III裏か表かの冒頭のこの一文でしょう。
−人が人を殺す だが今は 金が人を殺す−
金と言うものが如何に人を惑わせ恐ろしいものであるか、つくづく考えさせられます。

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