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第10話 主水、ワープロをうつ
金森右京が南町奉行所年番与力に就任し、紙問屋伊良子屋が奉行所出入りとなった。金森と伊良子屋は御定書百箇条という機密文書を密かに長州に売り渡そうと企んでいた。 金森は物書方見習い同心として原田宗吉を取り立て、宗吉に御定書百箇条の書き写しを命じると共に、伊良子屋から紹介された謄写術の天才職人朝吉にも御定書百箇条を書き写させていた。 宗吉は万が一の時のための保険にされたのだ。 まず書き写しが完成した時点で伊良子屋が朝吉を抹殺。 御定書百箇条が長州藩に洩れたと言う情報が流れた途端、金森は宗吉を切腹させようとするが拒絶されその場で斬殺する。 その敵討ちにしようとした宗吉の母とせも、金森一味に返り討ちにあった。 原田親子と親しくしていた政が仕事料を差し出す。
【主水の一言】
「お奉行の使いでやって参りました。こんな使いはその…仕方ないんですが、実はあなた様の悪事が露見致し、即刻この場で切腹せよとのお達しでございます」 【次回予告(菅原昌子)】 みなさん信じられます？あの主水さんに秘められた恋があったなんて。17年ぶりに再会したその女性には16歳の娘がいました。複雑な心境の主水さん、本当の父親は誰なんでしょうか。次回も必殺仕事人、よろしく。 【キャスト】 中村主水/藤田まこと 鍛冶屋の政/村上弘明 夜鶴の銀平/出門英 便利屋お玉/かとうかずこ 西順之助/ひかる一平 筆頭同心田中/山内としお 与力鬼塚/西田健 おさき/菅原昌子 おりん/桃山みつる 小者六平/妹尾友信 千代松/遠藤太津朗 とせ/大信田礼子 金森右京/上野山功一 伊良子屋/高木二郎 牟田/西園寺章雄 原田宗吉/阿南忠幸 桑原/加藤正記 森川/東田達夫 朝吉/松尾勝人 女将/小野朝美 りつ/白木万理 せん/菅井きん | |||||
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