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第7話 主水の刀を研ぐ男
インチキ商法で信者から金を吸い上げる般若信教という新興宗教が江戸に出現。主水が信頼している刀の研ぎ師辰蔵の娘お澄は、般若信教の一員であり、世話役常吉の女でもあった。 辰蔵は夜叉堂の赤絵馬に「むすめのおとこ」と記し、その赤絵馬はお玉の手に渡る。 般若信教の信者の中に、ようやく騙されたことに気付く者も現れる。脱会を願う信者を常吉は抹殺した。 それを見ていたお澄は常吉にいいように扱われていたことに気付く。そして常吉に娘を利用されたと知った辰蔵は、常吉にドスを片手に襲いかかるものの返り討ちにあい絶命する。
【辰蔵の一言】
「人にゃそれぞれ刀を使う癖ってものがある。真向唐竹割りを好むやつ、払うのが得手なやつ、突き刺して息を止めるやつ、それぞれに刃の付け方が違ってくる。旦那のは柔らけえ腹を突き刺すのに向いてる。」 【主水の一言】 「父っつあん、死ぬんじゃねえぞ。おめえがくたばっちまったら、俺は一体どこに刀を研ぎに出しゃいいんでえ。」 【次回予告(三浦友和)】 欲しいものを手に入れるために、人を欺き、陥れ、嘘を嘘で塗り固める男。挙げ句の果ては夜叉堂の赤絵馬に影太郎の名が記されることに。必殺仕事人、頑張ります。 【キャスト】
中村主水/藤田まこと 鍛冶屋の政/村上弘明 お玉/かとうかずこ 絵馬坊主の蝶丸/桂朝丸 筆頭同心田中/山内としお 与力鬼塚/西田健 六平/妹尾友信 辰蔵/村田正雄 常吉/篠崎勝 お澄/篁ゆう子 大覚/阿波地大輔 持念/杉山幸晴 勘助/河野実 同心/加藤正記、大迫英喜 商人/松本圭昌 子供/城内敦史 りつ/白木万理 せん/菅井きん かげろうの影太郎/三浦友和
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