必殺仕事人V風雲竜虎編各話紹介
■更新事項(2003.01.02) ページ作成。
第14話 お化け縁切り哀話
酒問屋伊丹屋のお紺はお化けと遭遇、その堅物でキツい性格を改善せよと命じられた。自分の性格に非がないと思っているお紺は夜叉堂へ行きお化け退治を依頼する。
酒造業者の組合で肝煎役を務めるお紺は、同席する勘定組頭御酒造係神保右門・池田屋・河内屋らの思惑とは違う酒の相場価格を決定し、彼らから反感を買う。神保一味は肝煎役をお紺の婿養子平吉にバトンタッチさせて、平吉と交渉しようと企む。
主水は平吉と婿養子同士ということでウマがあい、彼からいろいろと話を聞くうちに、お化けの正体が平吉であることを見抜いた。平吉はお化け屋敷の見せ物小屋を開く庄太・お竹親子の協力を得て、お化けに扮しお紺に悲痛な願いを届けようとしていたのだ。主水の計らいでお紺は平吉の一連の行動を理解した。
神保はこのお化け騒動を利用してお紺に自分たちの考える相場価格案を受け入れさせようと、平吉に話を持ちかけた。しかし平吉と共に庄太のお化け屋敷に赴いたお紺が神保らの企みに気付いたために作戦は失敗。やむを得ず神保一味は伊丹屋夫婦を殺し、見せ物小屋親子をも始末する。
お紺と平吉がお化け屋敷で恐怖のあまり心臓発作を起こして死亡し、その責任を問われ庄太とお竹が神保に斬り捨てられた。…そう片付けられた一件のケリをつけるため、仕事人が出陣する。

【影太郎の一言】
「しかしお化けっていうのは前から来るとは限らない。後ろから来るかも知れない。でも前から来るのが普通かなぁ。後ろから被さる"おんぶおばけ"ってのもいるし。」
【主水の一言】
「お前のおかげで一樽もらい損ねたぜ。これはおまけだ。」

【次回予告(三浦友和)】
夜叉堂を訪れた女の頼みは、こともあろうに蝶丸の昔なじみ。真面目で人のいい男が何故。悩んだ蝶丸は赤絵馬の文字を消そうとしますが、仕事人の掟がそうはさせません。必殺仕事人、頑張ります。
【キャスト】
中村主水/藤田まこと 鍛冶屋の政/村上弘明 お玉/かとうかずこ 絵馬坊主の蝶丸/桂朝丸 筆頭同心田中/山内としお 与力鬼塚/西田健 お仙/小林千絵 六平/妹尾友信 お紺/赤座美代子 平吉/栗津號 神保右門/楠年明 池田屋/牧冬吉 河内屋/須永克彦 庄太/浜田雅史 お竹/森華恵 りつ/白木万理 せん/菅井きん かげろうの影太郎/三浦友和

本放送日:87.06.26  脚本:吉田 剛  監督:山根成之 

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