ボイジーの町を東西に横切って流れるボイジー川は、市民の憩いの場。
川の沿岸一体は、「ボイジー川緑地帯」(Boise River Greenbelt)として多様な植生が保護されているうえ、林の中に良好な自転車道が整備され、散歩、ジョギング、自転車、ローラースケートなどで、多くの人が川べりを行き交い、豊かな自然を満喫しています。
また、川のほとりには、ジュリア・デーヴィス公園、アン・モリソン公園、市営公園(Municipal Park)など、緑豊かな公園が多くあり、休日にはスポーツやバーベキューを楽しむ人々で賑わいます。
そして、強烈な日差しが照りつけて気温が上がる夏の午後には、豊かで清冽な水をたたえるボイジー川は最も魅力的な「遊び」の場となります。
ボイジー川緑地帯を貫いて整備されている自転車道は、1年を通じて市民の憩いの場となっています。
自動車やオートバイの乗り入れは禁止されているうえ、幹線道路と交差する部分はアンダーパス(立体交差)になっているので、歩行者も自転車も、自動車交通と干渉せずに安心して通行できます。
特に、信号も交差点もないのは自転車にとって最高で、歩行者などほかの通行者にさえ注意を払っていれば、1時間ぐらいノンストップで走り続けることもできます!
最もポピュラーな楽しみ方は、やはりサイクリング。
ロードバイクやマウンテンバイクなどのスポーツタイプの自転車のほか、二人乗り(二人こぎ)用の自転車や、幼児を乗せたバギーを牽引して走る自転車など、さまざまなスタイルの自転車を見かけます。
自転車道は、市街地から上流へは10マイル先のラッキーピークダム直下まで、下流には5マイル先のガーデンシティまで続いています。
特に,ラッキーピーク方面のルートはフィットネスとしてのサイクリングに最適で、休日の朝にはロードバイクで颯爽と走るスポーツマンの姿をよく見かけます。
自転車以外では、ジョギング、散歩、ローラースケートなど、人それぞれに思い思いのスタイルで、緑地帯の豊かな自然を楽しんでいます。
緑地帯は野鳥の宝庫でもあり、静かに歩いていると、いろいろな鳥の鳴き声が聞こえてきます。
ボイジー川が最も賑わうのは、やはり真夏。
最もポピュラーなボイジー川の夏のレジャーは、ゴムボートに乗っての川下り(floating)です。
強い日差しが照りつける夏の日の午後には、ジュリア・デーヴィス公園付近の川面を、次から次へとボートが流れてきます。
ボートは大人が数人乗れる大きなものから一人乗りのチューブまでさまざまで、大人も子どももいっしょに楽しんでいます。
川を流れる水は夏でも冷たく、いかにも涼しげな夏のボイジー川の楽しみ方です。
ボイジー川上流のラッキーピークダムの上には、広大なダム湖(ラッキーピークレーク)が広がっています。
そして、ダムに近い湖岸には、小型ボート用のマリーナが整備されています。
夏の休日には、セールボートやモーターボートを牽引した車が次々にやってきて、マリーナのボートランプからボートを下ろして湖面に浮かべ、思い思いに湖に出ていきます。
個人でレジャー用のボートを所有することが珍しくなく、しかも、セーリングに絶好の湖が町のすぐ近くにあるというのは、いかにもアメリカの田舎らしく、都会育ちの日本人から見ればなんともうらやましい環境です。
ラッキーピークでのセーリングのシーズンは、雪解け水でダム湖の水位が上がる春から夏の終わりまで。
秋になると水位がぐんと下がってしまうので、地元の人々は短いシーズンの間に存分にセーリングを楽しみます。