上の写真ではその色や姿から、一見オタマジャクシと見間違うかもしれないが、尾っぽが2本に分かれている。体はエビと同じく薄い甲殻で覆われている。右の写真では、かわいいちっちゃな目が2つあるのがお分かりいただけるだろうか?
苦労の末、数匹捕まえたカブトエビをしばらく観察していると、うち2匹が体をくねらせるようにして脱皮した。カブトエビはこうしたユーモラスな風貌から子供たちの人気者なのだ。
ところが、近年田んぼの農薬使用や水質環境の悪化でカブトエビも徐々に姿を消しつつある。
メダカが絶滅危惧種になってしまうこの時代。「環境を大切に!」と叫ぶより、まずはこうして子供たちが小さな生命に触れ親しんでもらうことから始めるべきではないだろうか?
この子供たちが大人になった頃、果たしてまだカブトエビは「生きた化石」でいるのか?あるいは“本当の”「化石」となってしまっているのか?
少なくとも彼らはカブトエビを守る心を持った大人になってくれるに違いない・・・。
少年よ田んぼで遊べ・・・。
2001.7.3
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