■紫式部に会いたい1
▲home 


京都文化博物館紫式部像
京都文化博物館紫式部像

 京都文化博物館の前身である平安博物館(現古代学研究所)の母体古代学協会は、昭和37年から40年代にかけて平安時代の研究の一環として、紫式部の研究や、顕彰に力を入れていました。平安博物館は、昭和43年開館以来、一室を「紫女の部屋」と名づけ、大島本『源氏物語』や『紫式部日記』(伝本)の断簡をはじめ、写真などいろいろな資料が展示されていまた。
 部屋の真ん中には、東三条殿の復元模型が置かれていました。ラン2は目の高さを、この復元模型の高さに合わせ、自分が紫式部にでもなったような空想遊びをするのが大好きでした。

東三条殿模型
東三条殿模型(京都文化博物館蔵)

 残念ながら「紫女の部屋」は、京都文化博物館となった時に、なくなってしまいました。しかし、東三条殿の模型は、幸いにも京都文化博物館の常設展示室に展示されており、いつでも見ることができます。

 また「紫女讃歌」という紫式部を讃える歌があり、バックミュージックとして「紫女の部屋」に流れていました。上に歌詞を掲載しました。歌詞掲載にあたっては、著作権者である角田文衞先生(白川伊織は角田先生のペンネームです)に直接ご許可をいただきました。故・三森定男先生(元北海学園大学教授)と合作なさったそうです。

紫女讃歌

▼紫式部に会いたい  



▼平安京を歩こうindex
(C)平安京探偵団