■白河と六勝寺 1 |
白河と六勝寺 白河の地には代々の天皇・上皇・女院たちの御願によって建てられた6つの寺院が並んでいました。法勝寺(白河天皇御願寺)・尊勝寺(堀河天皇御願寺)・最勝寺(鳥羽天皇御願寺)・円勝寺(鳥羽天皇皇后待賢門院御願寺)・成勝寺(崇徳天皇御願寺)・延勝寺(近衛天皇御願寺)と、いずれも「勝」の字がつくため、この6カ寺をあわせて「六勝寺」と呼ばれています。さらに六勝寺の周辺には、多くの院御所(白河南殿・白河北殿など)や寺社が集まっていました。院政期という新しい時代を象徴する計画都市でもありました。
【参考文献】「六勝寺」(『リーフレット京都・83』1995年12月(財)京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館) |
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