月日  2003年 9月 14日(日) 
場所  "Blue-back" 野反湖  
天候  曇り のち  晴れ

 

特別釣行記 【 Blue Back Lake 】

 
◆湖へ 

 特別(管釣り・C&R以外の)釣行記を書くのは、
【聖地巡礼】 (2001/6/29)以来、なんと2年3ケ月ぶりです。^^;

 最近、知人の方々が相次いで湖へ釣行され、私の湖への思いは再び刺激されてしまいました。
 それに、最近残暑が厳しく、とても暑い日が続いて、涼しい所へ行きたくもなりました。
 そこで、急遽、野反湖への釣行を決意。しばらくぶりの湖釣行となりました。

 午前2時に起きて、すぐに出発しようかと思っていたのですが、テレビをつけたら、
 なんとヨーロッパ・チャンピオンシップサッカーをやっていて、いきなりベッカムやオーウェンが画面に現れ、・・・大きく出遅れて、午前3時出発。(^.^)

 関越道〜 渋川伊香保IC 午前4時。(ここまではいい)
 
 国道353号〜 中之条 午前5時。(けっこう距離ある) 気温19℃
   中之条のコンビニで休憩している間に、夜が明けました。
   いつもそうですが、釣り場に向かう途中に夜が明けると、急に気持ちが焦ります。            

 国道145号〜 長野原 午前5時30分。(さて、ここからが遠い) 気温17℃
   所々に気温の表示があります、野反湖方面に進むにつれて、少しずつ気温が低くなっていきます。

 国道292号〜国道405号〜野反湖 気温14℃ 
 遠ければ、遠いだけ、休憩も必要になります。休憩せずに一気に走ると疲れてしまいます。(私の場合) 合計3回ほど休憩しました。

 峠に近づく道で、いやな気配がありました。登りの道を囲う木々のざわめき・・・風です。
 ・・・これはひょっとすると、峠の向こう側は風が強いかも知れない。

 午前6時20分 野反峠休憩所 到着。

 峠を登りきって、初めて湖面が見える位置にある野反峠休憩所の駐車場に着いて、驚きました。
 予想以上の強風。停めたクルマが揺れるくらいです。
 野反峠(富士見峠)休憩所の駐車場には、10台ほどのクルマがありました。
 湖を見ると、何人かの釣り人が小さく見えますので、おそらく、クルマのほとんどは釣り人のクルマです。
 クルマから外に出ると、おそらく風速15m近い風。体感的にはかなり寒いです。湖面を渡ってきた風は峠に集まるので、一層強くなります。
 自動販売機で日釣り券\1,000を購入するも、寒いので急いでクルマに逃げ込む。

 ■朝の野反湖 (野反峠から) 
 
 写真では風が写りませんが・・・雲がダム(一番奥)をかすめて飛んできています。湖面に風の軌跡が・・・。

 それにしても、いつ見ても美しい湖です。しばらく、クルマの中から見とれてしまいました。
 写真で見ただけですが、"High Land"(スコットランド高地/ネッシーがいる辺り)か、
 "Lake District"(湖水地方/ピーターラビットが住んでいる辺り)のような景色です。 
(って、ネッシーとピーターラビットを並べられてもなあ。)

 そうゆう印象を受けるのは、ここが元は湿原で、湖面に対する地形の傾斜が緩やかだからだと思います。
 1956年、ダムの建設により、湖が生まれました。(つまり、私と同じ年です)
 【野反湖】 水面標高 1514m 周囲 12km 最大水深 39m

 「ああ、しかし、ひどい風の日に来てしまったなあ〜」

 単独釣行が多いので、いつもクルマではカセットで音楽を聞いていますが、今日ここまで聞いていたのは、サザンオールスターズ。
 ふと、思いつきました・・・

 TSUNAMI  / by Southern All Stars

 ♪風に戸惑う弱気な僕
   通りすがるあの日の幻影(かげ)
   本当は見た目以上 
   涙もろい過去がある 

 
  ・・・
   見つめあうと素直にお喋りできない
   津波のようなわびしさに
   I know・・怯えてる、Hoo・・・♪



 SHIRANAMI  / by Kingfisher Kantsuri Freak

 ♪風に戸惑う弱気な釣り
   顔かすめる毛鉤の幻影(かげ)
   やっぱり見た目通り 
   風にもろい下手なキャスト 

   ・・・
   横から吹くと素直にロッドが振れない
   白波の立つ風の日に
   I know・・ヘコんでる、Hoo・・・♪


 って、替え歌を作っていても仕方ないので、出撃することに。(^.^) クルマを風ウラになっている休憩所下の駐車場に移動し、タックルを準備。
 防寒を兼ねて、ウェーダーを着用。スウェットのフルジップにウィンドブレーカーを着込み、その上からベストという、まるで初冬のような装備です。
 9フィートのロッドを1本だけ持ち、ショルダーバックにリールとフライボックス、オニギリ、ペットボトル。

 
◆湖岸へ

 風向きを考慮して西側で釣ることにし、休憩所から湖に向かっての左手下にある「丸山」の小屋の脇から、降りることにしました。

 (釣り情報、ポイント名や周辺情報は 
野反湖 ( または六合村ホームページ )を参照して下さい。)

 ■「弁天水場」ポイントの上から遊歩道の小道を降りていく
 

 ■少しづつ、湖面に近づく。(中程から)
 

 ■湖岸 「弁天水場」ポイント
 

 ここでは正面からの強い風でとてもキャストできません。少し回り込むことに。

 7時05分、風の中、「ドジョウ小屋沢」付近から実釣開始。シンキングタイプⅠ、3Xリーダーに4X フライはマラブー#12。

 風でリトリーブしたラインが流され、足元に留まらず、岸に打ち上げられてしまいます。岸は石だらけですから、ラインが引っかかってしまいます。
 ラインバスケットを持ってくれば良かったと思いました。クルマには積んであったのに。

 なんの反応もありません。移動。 「押し出し落とし」まで移動する間に、エサ釣りの人を2人パス。
 様子を聞くと、「こんなに風が強くては、アタリもわからん」とのこと。対岸に遠く見える釣り人も皆、エサ釣りの人達のようです。
 エサ釣りは、大きなオモリをつけて遠投し、アタリを待つという釣り方ですが、
 オモリとエサの間に、フロートを付けています。フライで言えば、ブービーフライです。
 「ウキはこれがいいんだよ。これ、サンダルの底だよ」と聞いて、思わずドキっ(笑)

 
◆顔だけ見た。

 「押し出し落とし」で釣り再開。・・・そして、その瞬間は、7時50分にやってきました。

 風に流されたラインが岸から15度くらいの傾きになった時、7、8m先で躍動を感じました。
 ヒット!、でもあまり大きくはない。 近づけて、水面に顔を出させ、「よっしゃっ」と思い、寄せようと思った時、
 そのニジは1回転ジャンプし、フックを外して一瞬で消えてしまいました。・・・バラシ!背中も見ることができませんでした。
 
 ・・・空は晴れてきました。湖面も空も本当にキレイなブルーです。^^;

 Blue Back : 空の色を写した青い湖水の色を保護色とするためか、この湖の魚はキレイな青い背中になります。
         ブルーバックレインボーと呼ばれているようです。

 ■「押し出し落とし」からダム方向
 

 ■野反峠方向
 

 ■野反峠休憩所  ポツポツ見えるのはクルマです。 左斜面に新遊歩道
 

 9時の水温18℃ 11時30分の気温 22℃。・・・ということで、
(えっ!?)
 その後、実釣約5時間、ラインとフライをいろいろ換え、ひたすら、風に向かってキャストするも、
 アタリはあのバラシ1回のみ。・・・つまり、(ボ)。
 しかし、不調なのは私だけではないようで、ルアー、フライの人も2、3人見かけましたが、まったく釣れていないようでしたし、
 後から来たエサ釣りの人も、「今日はダメだなあ、この風じゃ。」とお昼ごろに帰る人もいました。

 最後に、対岸を偵察。(岸は石だらけで、対岸まで歩くのはかなりシンドイです。)

 ■東側湖岸から対岸の「ドジョウ小屋沢」〜「押し出し」ポイント (私が釣りしていたのは、ちょうど中間、正面くらい)
 

 午後2時、気温もさらに上がり、もうこの時間では・・・と釣りを終了し、クルマに戻ることに。

 ■整備中の新遊歩道                      ■旧遊歩道  
  

 休憩所の真下から、直登するルートはかなりキツイです。ゼイゼイしてしまいました。
 クルマで装備を解き、休憩所前でひと休み。(連休なので、昼間はたくさんの観光客やハイカーの人がいます)

 ■最後にもう一枚パノラマ 昼の野反湖
 
 ここからの景色で私が好きなのは、峠から見下ろしたダムのすぐ上に「空」があるところです。
 つまり、魚だけでなく、湖も青い空を背にしている
" Blue Back Lake"ですね。

 ■駐車場(休憩所下)から見た沼田・渋川方向
 


 
◆温泉で疲れを癒す

 歩き難い湖岸をかなり歩いたので、帰りは温泉に入っていくことにしました。(最初から、そのつもりで着替えとタオル持参^^;)

 なお、途中の、道の駅「六合」では、釣りガイドや野反湖のパンフレットがもらえます。
 

 日帰り温泉は道の駅のとなりにもありますが、↓こちらが新しくてきれいです。

 ■六合村 村営日帰り専用温泉施設 六合赤岩温泉「長英の隠れ湯」
 

 この辺りまで降りてくると、かなり暑いので、風呂の後、休憩室で昼寝したり、マッサージイスに座ったり、
 テレビで相撲を観たりしてノンビリして、日が暮れてから帰路につきました。

 特別釣行記 
【Blue Back Lake 】 完。


 
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