■ 実釣 |
いよいよ実釣の日がきました。その前に・・・(またかいっ!) -------------------------------------------------------------------------------- このShooting Turbo Speyのコンテンツの冒頭で、 >ある釣り場で、このキャスティングを見て「あれはいい!ぜひやってみたい!」とすぐにその気になり、・・・ と軽〜く書いていますが、実は初めてこのキャスティングを見た時は、かなりのショックを受けました。 それは・・・ 某釣り場。私よりも後から来たその釣り人。普通のシングルハンドタックルで池の隅に。 そこは後ろに木がありバックのない釣り位置。混んでいるわけではないのにどうして? 「あそこからではオーバーヘッドキャスティングができないからロールキャストだけで釣るんだろうか?」と思いましたが、 あまり気にせず、すぐに自分の釣りに戻りました。 そして、しばらくすると・・・ いきなり視界に飛び込んできた矢のようなラインのロングキャスト。 「!?」 キャストの主のその釣り人を見ると、普通のシングルハンドロッドを持ち平然とリトリーブしている。 「なに!?、あの位置からどうやってあんなキャストしたんだっ?!」 まるで地方の飛行場でセスナ機ののんびりした離着陸しか見たことがない人が、 原子力空母のカタパルトから打ち出されるジェット戦闘機を見たような衝撃・・・例えが意味不明?(^_^;) その後、川越のプールで似たようなキャストをしている人を見つけ・・・それがyossyさんだったわけですが。 それからは最近のコンテンツの通り、シングルハンドのシューティングスペイの練習をしました。 -------------------------------------------------------------------------------- キャスティング練習の結果、なんとかシュート(ホール)もできるようになり、 最終段階では立ち位置から後ろは約4m程のバックスペースで、 同じく立ち位置から前、フライ着水点まで約25m程のキャストができるようになりました。 (フライ〜12ft/3.6mリーダー〜ヘッド約9.5m〜ランニングライン10m/リトリーブ15回〜ロッド9'/2.7m) ※私の場合、ロッドグリップ(リール)を胸の前に持ち、斜め下にラインを引き出すと1回のストロークで約70cmです。 リールからラインを出したり、リトリーブしたりする長さの基準としています。 私がこのキャストでしたい釣り(「バックのない釣り位置から遠いポイントをドライで釣りたい」)としては距離はこれで十分です。 師匠のyossyさんから「免許皆伝」のお許しもいただけたので、いよいよ実釣です。(^_^) キャスティング練習中、何本かのライン(逆テーパーのシューティングヘッド)を使ってみましたが 今は#6ロッドではエアフロのデルタシューティングヘッド(D6S7)を、#5ロッドではVISIONのAce Single VAS6Fを使っています。 実釣は・・・なんと、バックスペースのないポイントの釣り場はどこか?と悩んでしまいました。以前と逆です。(笑) 練習中、コンテンツを見た何人かの方に「バックスペースのない釣り場でドライ・・って、レイクフォレストの山側のことでしょ?」と言われました。 当り!です。(笑) というわけで、川場のレイクフォレストで実釣です。(^_^) |
月日 | 2009年 3月21日(土) 8:30〜17:00 実釣 約 7時間 |
場所 | Lake Forest(レイクフォレスト) (← 釣り場ホームページ) 群馬県利根郡川場村大字川塲湯原546 Tel : 0278-52-3648 |
天候 | 晴れ |
釣行 報告 |
釣り場に着くとたくさんの釣り人がいました。さすがに連休の好天です。 熊谷のよしさんを発見。(後で「釣行予定表」を見たら既に書き込んでくれていました。) しばしお話。 予定通り、山側ワンドへ。 ■今日のタックル ロッド: SAGE DS2 590 #5-9ft シューティングヘッド: VISION Ace Single VAS6F ランニングライン: VARIVAS Vermax磯 8号 シューティングヘッドやランニングラインについては、Shooting Turbo Speyのコンテンツも参照して下さい。 ■連休中日。いい天気です。 さて、Shooting Turbo Speyの実釣ですが、・・・ 一番の問題は、①スペイのできるスペース(ロッド1本分+余裕分)があるかどうか 特に人気の釣り場で混雑している時はスペースがなければ諦めなければなりません。 これは幸いになんとかスペースのある場所に入れました。 次に心配していたのは、↓②足元から水面までの段差 つまり、この段差にキャスト中のラインシステムが当たるのではないかという意味ですが、 「かわせるだろう」と考えていたのですが、見事にぶつかってしまいました。 波プールで練習していた時は、足元と水面の高さはほぼ同じ↓でしたが、 多くの管理釣り場は当然、水面は少し低い位置↓になります。 波プールと同じ感覚で水面ギリギリにラインを飛行させると、足元の段差にラインシステムが当たってしまいます。 1時間半ほどかけて、キャスティングを修正して、なんとか投げられるようになりました。 修正点は、 ・折りたたみでは、より遠くのポイントにラインを置く。 ・キャストのループ位置を前寄りに移動する。 ・キャスト始動からバックキャストの角度(離水角)を少し上向きに上げる。 これにより、ループを前寄り、上位置気味にキャストしました。 なお、ループを前寄りにすると、野球のバッティングのヒッカケるような感じになり、軌道(飛行)面が左に向いてしまうので、 ホールのリリースポイントを早めにして、正面に戻すことが必要になりました。 それから、足元の段差にラインシステムを当ててしまうと、リーダーやティペットが傷むのでチェックも必要です。 なんとかキャストができるようになって、さて釣りはもちろん、BFです(^_^;)。 参考:「Back Float Fishing」 (BFフライの釣り) ・・・しかし、今日はメインテーマがキャスティングなので、困ったことが起こりました。 キャスト準備やロールキャスト、ヘッドの引き寄せで手前にいる魚が釣れてしまうことです。 山側ワンドは岸際に魚がたくさんいるので、こういう問題がありました(笑) キャスト前の状態で水面にBFフライがあると魚がアタックしてくるので、食いつかれる前に急いで逃げるようにフライを移動させキャストします。 釣れないようにキャストするって・・・(^_^;) そんな感じでランチ。 午前で帰る熊谷のよしさんから 素晴らしいプレゼントをいただきました。 富岡八幡宮の「釣行安全 大漁祈願」のお守りです。(^_^) 午後もひたすら、実釣(実キャスト)。 ■今日、遊んでくれた魚たち。 「バックのない釣り位置から遠いポイントをドライ(BF)で釣る」という目標ですが、 キャスティングが思うようにキマって、フライが着水した瞬間に魚がバシャ!と出て、そこでバシッ!とアワセる〜 という イメージ通りに釣れたのは10回くらいだったと思いますが、とても気持ちよかったです。(^_^) え〜と、「フライが着水した瞬間に魚がバシャ!」・・・というのは、カッコつけてるわけではなく、 実はそのタイミングで出てくれないと、遠くてフライが見えないのです(^_^;) 5時少し前には活性も上がり、連続ヒットもありました。 今日は半分練習なのでカウンターは使わず。合計約40尾。 オーナーからは「今日は連休のプレッシャーで少し渋かったようです」とのお話でしたが、 私はシューティングターボスペイの実釣がなんとか成功できて大満足でした。(^_^) た、楽し〜い!。 |
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