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名詞編

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 

ま行 や行 ら行 わ行 ん行

(※注)和歌山弁には、「ザ行」「ダ行」「ラ行」が互いに入れ替わってしまう事がある。当コンテンツではこれに起因すると思われる名詞については基本的に除外しているが特に紛らわしい、誤解を招きやすいものについてのみ掲載している。この「ザダラ変換」についてはコンテンツ「鉄則集」にて。
 
評価 意味・解説・用例
     
  あ行 (57語)
あい アイゴ(魚)。
磯の香りが強く、好き嫌いが分れる魚。
紀南ではかなりありがたがられる傾向にある。
トゲがあるので注意。酒かすをエサに釣るのがよいとか。
★★★ あいた(り) 明日
例「あいた、いか」=「明日、行くよ」
例「あいたりあたし、どうない」
=「明日あたり、どうだい」
★★ あいやん おにいさん・にいちゃん
あかあか 灯り、電灯(幼児語)
★★ あくるひ(ぃ) 翌日、明日
例「あの子、かでひちゃーったけどな、あくるひぃにゃ、ピンピンしちゃーったで」
=「あの人、風邪ひいてたけどね、翌日にはピンピンしていたよ」
あが 私(「あがのん」=「私のもの」)
あがら 私達
あし 交通手段(「足」)
あすこ あそこ
例「あすこにおいちゃぁら」=「あそこに置いてるよ」
★★ あたい 私(女性がよく使う)
あて おつまみ
あて
あにやん おにいさん・にいちゃん(→あいやん)
(さらにくだけて「あんにゃん」となる事もある)
★★ あぶらうお アイナメ
茶褐色で、メバルを長細く引っ張ったような魚。
波止場や捨石、テトラ周りで釣れやすいが、
キスなどの投げ釣り仕掛けに掛かることも。
刺身にすると最高にうまいが、和歌山ではあまり売ってない。
あんばい 加減、具合(「塩梅」)
例「ええあんばかっとー」=「いい塩梅だったよ」
→この場合、「あんばかった」と形容詞化している。
いがみ ブダイ(魚)。オスは青っぽく、メスは赤っぽい色。
一匹釣れるともう一匹同じところで釣れる。
夫婦で同じテリトリーを守っているらしい。
釣りたてを刺身にするか、ミソ漬けにしておいしい。
狙って釣るにはハバノリをエサにするのが一般的だが
悪食なため、いろんなエサに食いつく。
★★ いくたり 何人
例「おこさん、いくたりあんの?」=「お子さんは何人ですか」
例「そないいくたりでいてもあかな」
=「そんなに何人で行っても(大人数で行っても)だめだよ」
★★★ いっしょくた いっしょ、ごちゃまぜ
例「あんたのんもわたいのんも、いっしょくたにしてもたよ」
=「あなたの物も私の物も、ごちゃ混ぜにしてしまったよ」
★★ いそこ
いそこう
磯ノ浦(港)(マリンスポーツ目的で
主に県外から来る若者の造語。
地元の人はそう言われている事をあまり知らない。)
★★★ いちげつ 一月
★★ いっちょかみ ①飽き性(の人)、
ちょっと手を出してすぐ飽きる人。
②何にでも首を突っ込まないと気が済まない人。
★★ いもと
うっとこ 私の家、組織
★★ うぼぜ イボダイ(魚)。イボダイ科。「ボウゼ」とも。
瀬戸内海でよく獲れる体長10〜15cmくらいの白身魚。
地域により呼び名が様々で、どれが本当か分かりにくい。
正式名は上の通り「イボダイ」という魚。
地引網でたくさん獲れる魚のようだ。
和歌山では塩焼きや煮付けにする事が多く、
淡白でなかなか美味。価格も安いのでスーパーでよく見かける。
ちなみに「うぼぜの開き」は湯浅が発祥の地。
スーパーよりも先にネット販売で知る名かもしれない。
★★★ うぼで →うぼぜ
うぼれ →うぼぜ
うわっぱり 上着、はおり。
方言というより古語、老人語の類。
えー 家(「あがえー」=「自分の家」)
ええしのこ 良家の子ども(→「ええ衆の子」)
★★ おいさん おじさん・おっちゃん
おいやん おじさん・おっちゃん
★★ おかいさん お粥、白粥を差す事が多い
★★★ おかえさん お粥一般(→おかいさん)
地方により「おかいさん」と言えば「茶粥」をさす場合も。
おかしん お菓子(→「かしん」「(お)ちん」)
おかちゃん お母さん
おかはん お母さん
おかん お母さん
★★ おくずし かまぼこ
※「練り物」の意の「くずし」に敬意表現の「お」がついたもの。
寿司の名前ではないので注意。
おこのみ お好み焼き
★★ おじい おじいちゃん
★★ おばあ おばあちゃん
★★ おせん スズメダイ(魚、オヤビッチャの仲間)
小さい魚(10cm弱)のわりに骨がゴツくて邪魔。
おせんという女性が、この骨で喉を破り死亡したという
お話が、この魚の地方名に現れている。怪しい。
身は淡白で、あまりおいしくない気がしたが・・・
から揚げや塩漬けにするとイケルらしい。
★★ おせんごろし →おせん
おっちん お座り(幼)
小さい子どもに座る動作を指示するなど
例「おっちんしなあ」=「お座りしなさい」
★★ おっぱ おんぶすること、主に子どもなどを背負うこと。
物を背負う際には「(動)せたらう」を使用する。
★★ おでん お膳(ザダラ変換)、お茶碗
例「ごはんいれちゃるさけ、おでんよこしなあ」
=「ご飯を入れてあげるから、お茶碗を渡しなさい」
※「おでん(=関東煮)」と混同しないように。
おてんす ①(主に和歌山城)天守閣(お天主)
②値段が高いこと、または店
例「あっこのみせおてんすやよって。」
=「あそこの店は値段が高い(店だ)から。」
★★ おとと
★★ おとはん お父さん
★★ おない
おんない
同じ
例「おんないことやっとるがな」=「同じ事してるじゃないか」
おねえ 姉、おねえさん
おねはん 姉、おねえさん
★★ おねやん 姉、おねえさん
★★ おびかわ ベルト、革バンド
おまはん お前さん(少し丁寧。あなた、君)
★★ おまん お前(見下しているとは限らない。あなた、君)
★★★ おんしゃ お前、君(「お主は」が語源か)
     
  か行 (33語)
★★ かぁくすべ 蚊取り線香
★★★ かさべた
かさべった
かさぶた
★★ がざみ ワタリガニ
ロシアから日本へ回遊するらしい。なので「渡り蟹」。
小ぶりだがうまみが濃厚で、ガザミファンも多い。
がしら カサゴ(魚)
大変おいしい魚。市場でも高値で売られている。
群れない為、網で一網打尽にできないからだろうか。
中型以上のクラスは刺身や煮付けにしてメチャうま。
中型以下は、そのままから揚げにするのも良い。
周年釣れるが、冬場にテトラの間に生き海老を
落としこんで脈釣りすると楽しく、良く釣れる。
一匹釣れたらすぐ別の穴に移動すべきだが、
移動前にエビを少し撒いておくと、
一回りして戻ってきた時また別のガシラが
穴についていることがある。
かしわ 鶏肉
★★★ (お)かしん お菓子
以前ヒダカヤの広告にも堂々と「おかしん」と書かれてた。
かだら 体(からだ)
ザダラ変換の極致。ラ行がダ行に変わるのは非常に稀なケース。
方程式では「からら」になると思われるが、
発音しにくいのでそうはならない。
だったら「サラダ」は「サダラ」になるのかと言えばそうでもない。
★★ がっちょ ネズミゴチ(魚)。
ぬるぬるした魚で嫌われる事が多いが、
松葉に開いて天婦羅にすると大変おいしい。
ぬめりは塩で揉むと取れやすい。
★★ かってつんぼ 自分に都合の良い事しか聞かない人
★★★ かわむこう 紀ノ川を挟んだ向う側(の町)
かわや トイレ
★★ かんかん 風呂桶
★★★ かんご
例「かいもんかんご」=「買い物カゴ」
ききはじめ 初めて聞く事柄、知らなかった事、初耳
きびれ キチヌ(、キビレチヌ、魚)
クロダイの一種で、クロダイよりも河口付近で釣れやすい。
味はクロダイ同様、美味。クロダイよりうまいとする人も。
★★★ ぎゅうちち 牛乳(→ちち)
★★★ きょうは 今日
★★★ きょうわは 今日(きょう)は
★★ ぎんた ヒイラギ(魚)。
ぬめりの強い魚で嫌われるが、おいしいらしい。
★★ きんの 昨日
★★★ くずし かまぼこ、なると等の魚貝類使用の練り物。
「揚げ天」の事をさす場合も。
★★ くにう 不動産屋
★★ くびつり 既製服
※ハンガーに掛かっている状態から。
★★★ くりーむ アイスクリーム。
棒アイスすら「くりーむ」という人もいて、
ニセ和歌山人を混乱させる事がある。注意。
ぐるり 周囲、廻り
例「いえのぐるりにきいうえたろおもての」
=「家の周囲に木を植えてやろうと思ってね 」
ぐれ メジナ(魚)及びクロメジナ(魚)の総称。
磯釣りでもっともさかんに狙われる。
少し磯くささがあるが、おいしい。
昔は「ねこまたぎ」と言われるほどクセのある魚だったが
最近は食べ物が海草から釣りえさのオキアミになり
クセが弱くなって食べやすい味になったそうだ。
引きは強烈。チヌなんぞ、メじゃないファイトを楽しめる。
目が良いので細ハリスのテクニカルな釣りになる。
★★ けっこ 結構。
「もうけっこやよ」=「もう結構ですよ」
★★ けんけんりょう (カツオの)ケンケン漁
道糸にビート板みたいな木製の潜行板をくくりつけ、
その先に針をつけて船で曳くカツオの漁法。
すさみ町独特の漁法で一本釣り同様、良質のカツオを得られる。
★★★ 人。年齢に関わらずおおむね年下の人を指す。
(年下であれば50歳を超えた人を指す際も
「あの子は・・・」などと使う。)
こーひ
こおひ
コーヒー(「お」にアクセント)
★★ ごみほり ゴミ捨て
例「ごみほりいてくら」=「ゴミを捨てに行って来ます」
★★ こぶら ふくらはぎ
★★ こぶらがえり こむらがえり
(ふくらはぎが筋肉の痙攣で「つる」こと)
こうこ
こんこ
おこうこ
おこんこ
たくあん(香の物)
例「おでんのうえのこんことって」
=「お膳(テーブル)の上のタクアン取って」
こんこんさん いなり寿し
★★ ごんぱち イタドリ(山菜)
春の山菜で、煮物や漬物にして美味だが
下ごしらえに少し手間がかかる。
独特のコリコリした歯応えが心地よい。
龍神、美山あたりの料理店で見かけることが多いか。
     
  さ行 (24語)
ざいしょ 住所
例「ここへざいしょかいておくれ」=「ここへ住所を書いて下さい」
★★★ さえら サンマ
特に紀南地方で使用される呼び名のようだ。
「さえら寿司」といえば紀南名物のサンマ寿司のこと。
サワラ(和歌山名:サゴシ)と混同しないよう、注意。
★★ さごし サワラ(魚)。特にサワラ(鰆)の小さめの物を指す
サバ科の魚。東日本ではあまり獲れないことから、
関西の魚と言える。煮るより塩焼きがおいしい。
繊維に密度があり、独特の香味が食欲をそそる。
新鮮なものは刺身にも。実はミソ漬け(焼き)が超美味で、
中でも「幽庵漬け」と呼ばれるものは瀬戸内海の味。
さじ スプーン
じき すぐ、間もなく
しきふ シーツ
★★ じじたん ホンダ・カブ等のロータリーミッションのバイク
じてこ 自転車(ちゃり)
★★★ じばん 襦袢(じゅばん)、下着のシャツの事
Tシャツのことを差す場合もあってまぎらわしいが
おおむね肌着の上衣の事。
しび マグロ(の一種)
別名「トンボシビ」とも呼ばれ、
特に「ビンナガ」という種類のマグロを指す。
「トンボ」と呼ぶところもあるが、どれも同じもの。
マグロを総称してシビと呼ぶ場合もある。
じぶん ①私(この意味では、「あが」「わえ」が主。)
②あなた
例「じぶん、よめはんあんのか。」
=「あなたには、奥さんがいますか。」
しまい おわり、終了、最後(「終い」)
例「しまいまでやんなあ」=「最後までやりなさい」
例「もうしまいや」=「もう終わりだ」
じゅう
じゅん
時分、頃合
※「時分(じぶん)」→「じゅん」→「じゅう」もしくは
「旬(しゅん)」が語源と思われる
例「ちさいじゅうはあんなんなかったしてのう」
=「小さい頃はあのようなものは無かったよなあ」
例「もうねるじゅうやな」=「もう寝る時分だな」
★★ じゅういちげつ 11月
★★ じゅうにんがつ 12月
じょうや いつも、しょっちゅう(語源=常夜)
★★ しょゆう
おしょゆう
醤油
「しょゆう」=「醤油」か「所有」かは文脈で判断。
しらかえ 白粥(ちなみに和歌山では、おかゆに塩を入れる
ということはあまりしないらしい)
しらかゆ 白粥(→「しらかえ」)。「しらかい」と言う人も。
★★ しんどう ①心臓(ザダラ変換)
②振動(標準)
※文脈からいずれか判断する。
例えば「しんどう病」なら「心臓病」の事。
★★★ すてーしょん JR和歌山駅のステーションビル
すねこ
すねんこ
脛(すね)
★★ せった サンダル、つっかけ(なぜか関東で通じるところもある)
もともとは着物関係の用語。雪駄。
ワラで編んだ履物に、すべり止めのために布を張ったものが
雪上だけでなく普段にも履かれるようになり一般化した。
★★★ そこたし
そこたい
そのあたり
例「そこたいじゅう、かいわー」
=「からだのあちこちが、かゆいよー」
そでなし ノースリーブの(毛糸などでできた)
防寒用衣類、ベスト、ハンテン
     
  た行 (34語)
★★★ だいしょ 住所(→「ざいしょ」)
※「ざいしょ」と言われればカンのいい人は文脈などからわかるが、
「だいしょ」とザ行→ダ行変換されると非常に難解。
例「おまん、だいしょどこない?」=「君、住所はどこだい?」
たいそ 大袈裟
★★★ だえ
例「おまん、だえよ」=「きみ、誰なんだい」
例「だえのせーや」=「誰の責任だ」
★★ たっちょ
たっちぉ
太刀魚
※最初の「たっ」に気合いを入れて発音。
たなもと
たのもと
炊事、食器洗いなど
例「たなもとしてくら」=「食器を洗ってくるよ」「炊事してくるよ」
★★ たばこぼん 灰皿
たび 靴下
例「たびゃどこいたんなら」=「靴下はどこへいったんだろう」
たんしゃ バイク(「バイク」より「単車」の方が多用される)
ちち 牛乳(→ぎゅうちち)
★★★ ちちや 牛乳屋さん
ちぬ 黒鯛(魚)
たかさんも大好きな釣り対象魚。
和歌山では「紀州釣り(ダンゴ釣り)」が有名。
ヌカやアミエビ、麦、集魚剤などを混ぜたダンゴの中に
オキアミやボケ(エビ)などを刺した針を包んで投げる
(イカダからだと、真下に落としこむ)。
ニゴリがあると活発にエサを追う性質を利用しているわけ。
河口付近では、ボケ(エビ)などをエサに
平らなオモリを付けて数10メートル投げて待つ、
「ブッコミ釣り」も大型が狙える。
また、カゴにアミエビとヌカを混ぜたものを入れ、
数10センチの長さの遠投ウキをつけた仕掛けを投げる
「かご釣り」も人気がある。
臆病な性格のチヌだが、この釣り方だけはなぜか
チヌとは思えぬ、強烈なウキの消し込みを見せる。
ニゴリが好きで、雨後によく釣れる。
また、下げ潮の方が釣果が良いらしい。
下げ潮になると、川からエサとなる
エビなどが海ヘ流れ込み、活発に動く為と考えられる。
マダイ同様、刺身、塩焼きにしておいしい。
但し、河口付近で釣れたものは少しドロ臭さがある。
硬い貝を食い破るほどアゴが強く、歯も鋭いため
噛まれると指を食いちぎられる可能性があり、要注意。
★★★ ちゃがえ 茶粥(ほうじ茶で炊いた粥)
ちゃちゃ お茶
ちゃびん 急須
ちゃり 自転車(→じてこ)
ちゃり
ちゃりげ
もみあげ
ちゃりこ マダイの幼魚(しばしばレンコダイの幼魚も)
和歌山名物の「小鯛雀寿司」の材料。
10センチを超えたあたりから塩焼きにしておいしい。
一般には20センチを超えるものを「マダイ」と呼ぶ事ができる。
釣り上げた人と周囲の人とで「チャリコ」か「マダイ」か
議論が分かれるのが楽しい。
無論釣り上げた人は「マダイ」だと主張するが
周囲の人は「チャリコ」だと言い、ケンカになることも。
ちなみに鯛で有名な加太では評価がシビアで、
30センチを超えないとマダイと認定されない。
また、サクラダイ(桜鯛)というものがあるが、
春に婚姻色を呈するマダイを指すのであって
サクラダイという種類の鯛がいるわけではない。
ちゅうか 中華そば。
特に年配のネイティブが言うとほぼ中華そばを指す。
「中華料理」の場合は具体的なメニュー名が出てくるか
きちんと「中華料理」と言うことが多い。
いずれにせよ、しっかり確認することが必要。
これについてはコンテンツ「
鉄則集」参照
★★ ちょうず
おちょうず
大便、トイレ
※語源は「水流」
★★★ ちん
おちん
お菓子(「お駄賃」が語源か)
★★★ てきゃ あいつ、彼(、あなた、お前)。複数形:「てきゃら」
てこ 自転車
★★ てしょう
おてしょう
小皿
★★★ てたい
てったい
手伝い、(土木等現場の)応援、
大工や職人の手元作業(アシスタント)
★★ てておや 父親
てぬぐい タオル
★★★ てんご いたずら
例「てんごすんな」=「いたずらしないで」
★★ てんてこ ちゃんちゃんこ
★★★ でんぼ できもの、おでき
でんだい 善哉(ぜんざい)
てんてらてん てっぺん、頂上(有田地方など。問い合せ多いので掲載)
とっしょり お年寄り
例「あそかぁ、とっしょりかかえて、たいへんじょ」
=「あそこはお年寄りの面倒を見ているので大変だ」
★★ とっぴー トビウオ
南紀(特に串本、勝浦)での呼称。
★★★ とふ
おとふ
豆腐(おとふ=お豆腐)
「トフ」が「豆腐」か「塗布」かは文脈で判断する
     
  な行 (13語)
ないろん ナイロン袋
ながたん 包丁(特に長方形の、菜切り包丁を指す)
★★★ ななじ 7時(「しちじ」とは言わない)
★★ なんてん (子ども用の)やわらかいゴムボール(→やらこてん)
★★ なんば とうもろこし
戦前戦後あたりの食糧難を経験した人が使う呼び名。
語源はトウモロコシの一種の「なんばんきび」。
現在では「なんばんきび」はほとんど見られない。
硬くて味も今一つなのだそうだ。
従って現在おもに流通しているトウモロコシとは別種。
★★ にいやん お兄さん
★★ にぬき ゆで卵(煮抜き卵)
※中華そば屋で使うとネイティブ度が2pt.ほどアップする
★★ にんがつ 二月
ぬけそ 抜け出すこと。エスケープ。
※「ぬけそける」の短縮形。「そける」は「脇へ逸れる」意。
上方ことば。
★★ ねき 庭、すぐそこ※語源は「根際(ねきわ・ねぎわ)」
例「ねきにあら」=「すぐそこにあるよ」
ねま 寝床、寝室
例「はよねまいきなぁ」=「早く寝室へ行きなさい(=寝なさい)」
ねんごろ 男女の仲などがよいこと(根来寺とは無関係)
★★ のろ 喉(のど)※ザダラ変換
例「のろはしかいわぁ」=「のどがむずがゆいよ」
     
  は行 (19語)
ぱーまや 美容院。「パーマ屋」
※パーマを当てようが当てまいが無関係。
おもに女性が整髪しに行くところを差す。
はげ カワハギ(魚)。
主にマルハギ、マルハゲと呼ばれる
寸の詰まった方のカワハギを差す事で
ウマヅラハギ(ナガハギ)と区別している。
大変美味。薄造りや鍋モノにして楽しめる。
煮付けや塩焼きにしてもおいしい。
忘れていけないのが「キモ」。
ねっとり濃厚なキモは、カワハギ釣り師の憧れでもある。
キモをつぶして醤油を少し混ぜ、薄造りにした身に
ちょっとずつ付けて頂くのが最高にうまい。
皮がザラザラしておりウロコが無く、
口の方から一気に皮をはぐ事ができるのが名の由来。
晩夏〜初秋に良く釣れる。
イカダや防波堤から、数本の枝バリをつけた仕掛けを
落としこんで釣るのが楽しい。
アタリがあれば即、アワセる。
魚の中では珍しく、同じところで移動せずに
留まる(ホバリングする)事が可能で
エサも上手においしいところだけを選んで食うため
大変針掛かりしにくいのだ。
★★★ はた  (距離的に)近く、傍(そば)
ばな
ぱな
バナナ(「ばなぁ」と発音。「な」にアクセント)
はながみ ティッシュ、ちりがみ
★★★ ばばたん ①ホンダ・シャリィ等のロータリーミッションのバイク
②バキュームカー
★★ ばれーしゅーず ズック靴、体育館シューズ「バレーシューズ」
★★★ はんじかん 30分(「半時間」)
「三時間」と聞き間違わないこと。
ばんど ベルト
はび (蛇の)マムシ(「噛む」=「はむ」が語源か)
他の地方では「ハミ」というところも。
びにーる ビニール袋
ひらご マイワシ(ヒラゴイワシ、魚)
★★★ ぷっぷー 自動車(幼児語)
例「ぷっぷーきと」=「車がきたよ」
ちなみに全国的には「ぶーぶー」が主流。
★★ へっついさん かまど
べら キュウセン(魚)。
ドギツイ色が印象深い為か、
特に関東ではほとんど食べられない。エサトリ扱い。
ただ、関西では高級料理の材料として使われ
スーパーで見かけることもしばしば。
比較的淡白な味で、私は煮付けにしてみたが
食べてみればまあまあいけた。
身の風味からすると、新鮮なものは
天婦羅にするのが良いかもしれない。
メスは赤っぽい色で「アカベラ」、
オスは青っぽい色で「アオベラ」と呼ばれる事もある。
ぼうぜ →「うぼぜ(イボダイ)」
★★ ぼーやん 暴走族
ぼっきんこ 小銭(有田地方など。問い合わせが多いので掲載)
ほっと ホットコーヒー
     
  ま行 (9語)
★★ まいっかい もう一回
例「まいっかい、かけてみな」
=「もう一回、(電話を)かけてみろよ」
★★ まいっぺん もう一回(→「まいっかい」「もっぺん」)
★★ みずや 食器棚
※茶の湯用語(「水屋」=茶器を洗うところ)から。
みずせった ビーチサンダル
水せったを標準語だと思っている和歌山人が後を絶たない
ただ、関東のごく一部などで通じるところもある。
和歌山と関東(千葉、神奈川など)との海上交通が
盛んだった頃の名残り。
★★ 祝儀袋(祝い返しの新品のものなど)
★★ めっき  ギンガメアジの幼魚(魚)
(一部でロウニンアジの幼魚も)
めまる
めんまる
メバル(魚)
めめ 虫(幼児語)
例「あみどしめとかな、めめよーけはいってくら」
=「網戸を閉めておかないと、虫がたくさん入ってくるよ」
★★ もっぺん もう一回(→「まいっかい」「まいっぺん」)
     
  や行 (6語)
★★★ やらこてん (子供向けの)ゴム製のボール
※「やわらかい手毬」→「やらこいてんまり」が流れのようだ
食べ物のイメージを持つ人もいるようなので、注意。
ややこ 赤ちゃん
★★★ やんちゃくれ やんちゃな人、暴れん坊
★★ ゆあげ バスタオル(京ことば)
     
★★★ よったり 四人
例「あそこぁ兄弟何人な?」「よったりあら。」
=「あそこ(の家族)は兄弟は何人だ」「四人いるよ」
よだれくり よだれを垂らしていること、またはその状態
例「よだれくりよぉ」=「よだれ垂らしてるよ」
  ら行 (1語)
★★ れーこー アイスコーヒー(「レーコー」「冷コー」)
     
  わ行 (8語)
★★ わいだい 和歌山医科大学(和医大)
★★ わえ 私(もっとも一般的。)
★★ わかいし 若い人(たち)→「若い衆」
★★★ わかはん 若旦那、息子さん
※上方ことば。その上方ではほぼ消滅したらしいが、
和歌山ではかろうじて現役。
わたい
★★ わだい 和歌山大学(和大。「和歌大」とは言わない)
わたいれ ちゃんちゃんこ、どてら
わて
     
  ん行 (1語)
★★ んめ 梅(梅干)
     
    (204語)
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