| おしえて№722 投稿者 のんきさん | |
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大昔、日本語には白、黒、赤そして青の4色しかありませんでした。このうち、「白」「黒」は今よりも広い意味ですが、今とほぼ同じ意味です。しかし、「赤」は今の赤に加え橙色や黄色等の暖色系全般、「青」は今の青に加え緑色や紫色等の寒色系全般を表していたようです。 この4つのは語尾に「い」と付けると、「黒い」「白い」「青い」「赤い」等と形容詞になったりと今でも結構特別扱いです。 その後、「〜色」という表現方法が出てきました。 「水色」や「橙色」「茶色」「灰色」など今日本で使っている色のほとんどがこうやってできたものです。 ここで出てきた「緑」も一説にはもともと新芽という意味があったそうです。 ただし、例外があると変に感じるのか本来「赤色」「青色」のように「〜色」がつくようになったものもありますし、逆に「黄色い」「茶色い」のように「〜色い」という風に形容詞になるものも出てきました。 参考:Kokugo Dai Jiten Dictionary. Shinsou-ban (Revised edition) (C) Shogakukan 1988/国語大辞典(新装版)(C)小学館 1988 日本語の「あお」は、「緑」色を含んでいる応用範囲の広い言葉です。疑問の中にも有ったように実際には緑色のものを青と表現します。 しかし昔に「緑」という言葉が無かったわけではなく、ちゃんと有りました。 しかし、日本人の感性の中で、若々しい、みずみずしい、生き生きしているものに、それが緑色でも「あお」とよんだのだと思います。 また「青雲」という様にむしろ灰色に近いものに青を使うことさえあります。 このように長い時間と、日本人の感性の中で育てられた、「あお」はすばらしい言葉だと思います。 疑問の中の信号機の「青」については過去の疑問(No.210)にもありますが、最近の信号機の青色は、昔のものに比べ、ずいぶん青みが濃くなった青緑色になっています。昔のものは、本当に「緑色」というものがありました。 (現在でもたまに昔からの古いの信号機に出くわすと、「おおー、緑色だ」と思ってしまいます。) 色の数というのは文化に依存するらしく、同じ虹を見ても7,6,5,4色と色の数は地域文化によって異なります。 日本には中国から文化が流入し、5行説も取り入れられました。5行で色といえば、青、赤(朱)、白、黒、黄の5色、これが方角であれば東、南、西、北、中央に、季節であれば、春、夏、秋、冬、余り、に対応するのです。 5行説の青は、季節で言えば春に対応するものなので、青色ではなく、若葉の色である緑色を意味したものだと考えられています。 そして、青色を表すのには、碧(青緑色)や蒼、そして紺などが用いられていました。 白黒を除くと、赤、黄、青が色を表すベースの色なので、緑色、青色のあたりの色をひっくるめて青と表現したのではないでしょうか? === 緑色の絵の具は判りませんが、少なくとも草や木の葉の緑色は人類誕生の時点で既に有ったのは確かです。 だから、それを表現する言葉をもたなかったとは考えにくいです。 昔は色の分類が現代ほど多くなく、最初は「明」と「暗」を表す「白」と「黒」、次に暖かい感じの色(暖色:赤、橙、桃色、黄色等)の総称として「赤」、冷たい感じの色(寒色:青、藍、緑等)の総称として「青」という言葉が出来ました。 その後、時代が進むと色々な色に関する名称が分化し、現代の様な色の分類となった訳ですが、今でも伝統的に暖色系の色を「赤」、寒色系の色を「青」と呼ぶ習慣が残ったものと思われます。 以前は現在の緑色の事を青と言っていました。当時の緑は色の名前ではなく「新しい」と言う意味でした。 なので生まれたての子供のことを「みどりご」と呼んだりしていたのですね。その名残だと思われます。 青という字には若いや未熟という意味の接頭語になるものです、だから青野菜というのだと思います。 だから青臭いも未熟という意味があるので青が接頭語についているんだと思います。 青畳も同じ意味だし、青には五行思想で春を指すので春に取れる青海苔に青がついたんだと思います。 |
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皆さん、お答えいただきありがとうございます。 土良君さんのおっしゃる白と黒が同じ意味ということについては詳細情報があればもっとよかったですね。私としては新たなる謎となってしまいました。 Tsuneさんのおっしゃるように日本人の感性が大きく作用していることは間違いないでしょう。しかし、裏づけとなるものがほしいところなので、陰陽五行説で説明をされた浜ちゃんに差し上げます。matsumotoさんのお答えもわかりやすくてよかったですよ。 |
| 正答者の方々です。本当にありがとうございました。 |
| matsumotoさん・ぷらなりさん・ガウリィさん・土良君さん・浜ちゃん・浜ちゃん・浜ちゃん・Tsuneさん |