◆すべてのポケモンが持っている特殊能力!!
ルビー・サファイア版から登場した「とくせい」(他のページでは「特性」と表記)とは「ポケモンに指示しなくても条件がそろったとき自然に効果を発揮する能力」のことで全部で76種類あります。旧ポケモンカードで言う「特殊能力」がとくせいによく似ています。とくせいは主にバトルのときに効果を発揮しバトルを有利にも不利にも導くので(もちろん有利なことが多いですが)熟知しておく必要があります。
とくせいはどのポケモンも必ず1つだけ持っていて、ポケモンごとにその種類は決まっています。
また、ポケモンによってはとくせいは2種類あり、その場合はランダムでどちらかになります。(例1参照)これはタマゴから生まれたポケモンも同じ、つまりとくせいは遺伝させることができません。
そして特性は生まれつき持っている能力なのでレベルアップなどで変わることはありません。ただ、タイプと同じように進化するととくせいが変わるポケモンもいます。(例2参照)
(例1 )
ルンパッパのとくせいは「すいすい」と「あめうけざら」の2種類。どちらも便利だ |
(例2)
→ 
イーブイのとくせいは「にげあし」だが、
ブラッキーに進化すると、「シンクロ」に変わる |
とくせいには攻撃時に有利になるもの、状態異常を防ぐもの、天候を変化させるものなど、それぞれにいろいろな効果があります。そして利用法、対策もいろいろ。なのでこのあとは、とくせいを効果別に分けて解説していくことにします。
1 攻撃に関するとくせい
相手に攻撃するとき効果を発揮するとくせいです。ほとんどがある一定の条件を満たすことで発動します。とくせいの効果が出ていてもメッセージが表示されないのでこのタイプのとくせいを持つポケモンを使う、もしくは使われている場合は特に気を配ってバトルしましょう。
■攻撃に関する主なとくせい
| とくせい名 |
効果 |
そのとくせいを持つポケモン |
| いしあたま |
「とっしん」などの反動を受けない |
ゴローニャ・ハガネール・ガラガラ・サイドンのグループ プテラ ボスゴドラのグループ ジーランス・タツベイ・コモルー |
| こんじょう |
状態異常のとき「こうげき」が1.5倍になる |
ラッタ・カイリキーのグループ ヘラクロス リングマ バルキー オオスバメ・ハリテヤマのグループ |
| しんりょく |
HPが3分の1以下のとき草タイプの技の威力が1.5倍になる |
フシギバナ・メガニウム・ジュカインのグループ |
| てんのめぐみ |
技の追加効果が出る確率が2倍になる |
トゲチック・ハピナスのグループ ノコッチ ジラーチ |
| もうか |
HPが3分の1以下のとき炎タイプの技の威力が1.5倍になる |
リザードン・バクフーン・バシャーモのグループ |
「しんりょく」といったHPが減ると強くなるとくせいは「カムラのみ」と組み合わせるとより強力になります。
「てんのめぐみ」は「かみなり」「ずつき」といった追加効果の出る確率が高い技をより効果的にします。なかでも「れいとうビーム」は恐怖といえるでしょう。「こんじょう」はやけど状態による「こうげきダウン」を無効化します。
2 防御に関するとくせい
相手から技を受けるときに効果を発揮するとくせいで相手の技の効果を無効にしてくれたりします。
状態異常を防ぐものが多いのでターンをムダにしないようによく頭に入れておきましょう。
■防御に関する主なとくせい
| とくせい名 |
効果 |
そのとくせいを持つポケモン |
| しめりけ |
お互いに「じばく」「だいばくはつ」ができない |
ゴルダック・ニョロボン&ニョロトノ・ヌオーのグループ |
| じゅうなん |
まひ状態にならない |
ペルシアン・サワムラー・メタモン |
| ひらいしん |
電気タイプの技がすべて自分にくる |
ガラガラ・サイドン・ライボルトのグループ |
| ふしぎなまもり |
「こうかがばつぐん」な技しか受けない |
ヌケニン |
| ふゆう |
地面タイプの技が効かない |
ゲンガー・マタドガスのグループ ムウマ アンノーン ビブラーバ フライゴン ルナトーン ソルロック ネンドールのグループ ヨマワル チリーン ラティアス ラティオス |
効果を無効にするのとくせいは入れ替えのときに役立てることもできますね。「ぼうおん」で効かなくなる技は「なきごえ・ほえる・うたう・ちょうおんぱ・いやなおと・いびき・さわぐ・きんぞくおん・くさぶえ・ほろびのうた・ハイパーボイス・いやしのすず」です。「ひらいしん」はダブルバトルでこそ威力を発揮します。
3 状態異常に関するとくせい
直接攻撃(相手に触れることでダメージを与えるイメージのある技)をしてきた相手を状態異常にしたり、自分の状態異常を回復させたりするとくせいです。物理攻撃は直接攻撃である場合が多いです。
■状態異常に関する主なとくせい
| とくせい名 |
効果 |
そのとくせいを持つポケモン |
| しぜんかいふく |
戦闘からひっこむと状態異常が治る |
ハピナス・スターミーのグループ サニーゴ セレビィ ロゼリア チルタリスのグループ |
| シンクロ |
自分が「どく」「まひ」「やけど」になったとき相手もなる |
フーディン・ネイティオのグループ エーフィ ブラッキー サーナイトのグループ |
| せいでんき |
直接攻撃をしてきた相手を3割の確率でまひ状態にする |
ライチュウ・マルマイン・エレブー・デンリュウ・ライボルトのグループ |
| ほうし |
直接攻撃をしてきた相手を1割の確率でどく・まひ・ねむり状態のいずれかにする |
パラセクト・キノガッサのグループ |
「せいでんき」によるまひはたとえ相手が地面タイプだったとしても効きます。
4 能力に関するとくせい
自分の能力を上げたり、相手の能力を下げたりとステータス変化に関わるとくせいです。
■能力に関する主なとくせい
| とくせい名 |
効果 |
そのとくせいを持つポケモン |
| いかく |
バトルに出てきたときに相手の「こうげき」を1段階下げる |
アーボック・ウインディのグループ ケンタロス ギャラドス グランブルのグループ カポエラー グラエナ アメモース クチート ボーマンダ |
| かいりきバサミ |
自分の「こうげき」が相手に下げられない |
キングラーのグループ カイロス グライガー クチート ナックラー シザリガーのグループ |
| かそく |
ターン終了時に「すばやさ」が1段階ずつ上がっていく |
ヤンヤンマ テッカニン |
| クリアボディ |
自分の能力が相手に下げられない |
ドククラゲ・メタグロスのグループ レジロック レジアイス レジスチル |
物理攻撃中心のポケモンは「いかく」されると戦力がダウンするので「しろいハーブ」を持たせておくのも一つの手でしょう。「かそく」は「バトンタッチ」と組み合わせることが多いです。「クリアボディ」は便利ですが「ばかぢから」などを使った場合は能力が下がるので気をつけましょう。
5 天気に関するとくせい
バトルに出てきたときに天気を変えたり、天気が変わっているときに能力が上がったするとくせい。お互いを強化できるダブルバトルで真価を発揮します。
■天気に関する主なとくせい
| 特性名 |
効果 |
その特性を持つポケモン |
| あめうけざら |
雨状態のときターン終了時にHPが少しずつ回復する |
ルンパッパのグループ |
| あめふらし |
バトルに出てきたときに雨状態にする |
カイオーガ |
| すながくれ |
すなあらし状態のとき回避率が少し上がる |
サンドパン・ダグトリオのグループ グライガー ノクタスのグループ |
| ノーてんき |
バトル中すべてのポケモンに天気の影響がなくなる |
ゴルダックのグループ |
| ようりょくそ |
晴れ状態のときに「すばやさ」が2倍になる |
ラフレシア&キレイハナ・ウツボット・ナッシーのグループ モンジャラ ワタッコ・キマワリ・ダーテングのグループ トロピウス |
晴れか雨で強化されるとくせいを持つポケモンはたいてい反対の天気になると弱くなるので天気を変えられないように気をつけましょう。「あめふらし」と「ひでり」が同時に効果を発揮する時は、「すばやさ」順になるので「すばやさ」が低い方の天気が優先されます。
6 いれかえに関するとくせい
相手のいれかえを不可能にしたりするとくせいです。戦略を崩すのに有効です。
■いれかえに関する主なとくせい
| とくせい名 |
効果 |
そのとくせいを持つポケモン |
| ありじごく |
相手を逃げられなくする(飛行タイプと「ふゆう」のポケモンには無効) |
ダグトリオのグループ ナックラー |
| かげふみ |
相手を逃げられなくする |
ソーナンスのグループ |
| きゅうばん |
「ふきとばし」「ほえる」など相手を交代させる技が効かない |
オクタン ユレイドルのグループ |
| じりょく |
鋼タイプのポケモンを逃げられなくする |
レアコイルのグループ ノズパス |
特にソーナンスの「かげふみ」には気をつけましょう。速攻型のポケモンはあっというまにやられる可能性があります。「ありじごく」「じりょく」は特定のポケモンを倒すのには便利ですね。「きゅうばん」は「バトンタッチ」の受け役としてもってこいです。
7 冒険に役立つとくせい
ゲームを進めているときには便利なのですがバトルでは一切使えないとくせいの数々です。
■冒険に役立つとくせい
| とくせい名 |
効果 |
そのとくせいを持つポケモン |
| あくしゅう |
野生のポケモンが出現しにくくなる |
ベトベトンのグループ |
| にげあし |
野生ポケモンから必ず逃げられる |
ラッタ・ギャロップ・ドードリオのグループ イーブイ オオタチ エイパム ブルー ポチエナ |
| はっこう |
野生のポケモンが出現しやすくなる |
スターミー・ランターンのグループ |
| ものひろい |
戦闘後たまに道具を拾ってくる |
ニャース エイパム ヒメグマ ゴマゾウ マッスグマのグループ |
これらのとくせいは戦闘では役に立たないものの、バトルフロンティアのバトルピラミッドで効果を発揮するので完全に使えない、とは言えませんね。
なかでもジグザグマでおなじみの「ものひろい」はかなり便利と言えます。これはエメラルドと他のバージョンでは効果が微妙に異なります。
「ものひろい」のほかにも、エメラルド版で特殊な効果を発揮するとくせいはいくつもあります。
すべてのとくせいと、その効果についてはとくせいリストを見てくださいね。
確認問題
Q1 とくせいについての説明のうち、間違いはどれ?
とくせいはポケモンの種類ごとに決まっている
とくせいは条件がそろったとき自然に効果を発揮する
とくせいは遺伝が可能だ
とくせいを2種類持つポケモンはランダムでどちらかになる
Q2 次のうち効果が発揮されてもメッセージが表示されないのは?
せいでんき
にげあし
きゅうばん
こんじょう
Q3 次の組み合わせのうち、コンボになるのは?
ダブルバトル:味方の「いばる」+「せいしんりょく」
シングルバトル:「にほんばれ」+「すいすい」
ダブルバトル:味方の「おにび」+「こんじょう」
シングルバトル:「シンクロ」+「キーのみ」
このセクションのまとめ
1.ポケモンはそれぞれ決まったとくせいを1つか2つ持っている
(2つ持っているポケモンはランダムでどちらかになる)
2.ポケモンに指示しなくても条件がそろったとき自然に効果を発揮する
3.効果が出るとき、メッセージが表示されるものとそうでないのがある
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とくせいはバトルを大きく左右する重要なものです。よく理解してくださいね!^^
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