ウェブ上の文書に古典ギリシャ語を書く方法を紹介しています。
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HTML4.0以降では、字母の文字コードを半角の「&」と「;」で挟むと、該当する字母が表示されます。更にギリシャ語の部分を、<span lang="grc">ギリシャ語の単語</span>というふうに囲みます(→注意)。
字母の文字コードについては、以下のページをご参照下さい。
また、[HTML入力サポート]というxyzzyのプラグインも公開されています。現代ギリシャ語を一括して実体参照に変換するものです。以下をご参照下さい。
古典ギリシャ語の字母を表示するには、ギリシャ拡張(Greek Extended)に対応したフォントが必要です。また、フォントがあっても正しく表示できないブラウザもあります。
掲示板などに書き込む際には、実体参照が文字コードのまま表示されたり、ギリシャ拡張(Greek Extended)の字母だけ空白になったり、あるいはまったく文字化けする場合もあります。また、掲示板の種類によっては、<span lang="grc">ギリシャ語の単語</span>で囲まないほうが良いこともあります。
字母を表示するフォントをHTMLやCSSで指定します。非Unicodeを指定すれば、フォントさえインストールしてあれば、比較的古いブラウザでも表示させることができます(参照: 古典ギリシャ語フォント)。
ただし、HTMLで指定したフォントをインストールしていない機械では、古典ギリシャ語として表示されません。2.のような文字列がそのまま表示されてしまいます。
HTML文書そのものをUnicodeで書きます(参照: ギリシャ語を扱えるテキストエディタ)。
ここまで日本語の文章 <div lang="grc"> ここからギリシャ語の文章 : ここでギリシャ語終わり </div> ここからまた日本語というふうに囲んで、lang="grc"と指定する。
ギリシャ拡張(Greek Extended)を含むUnicode対応フォントの無い環境では、古典ギリシャ語の字母は表示されません。また、フォントがあっても、古典ギリシャ語を正しく表示できないブラウザもあります。