チャールズ・キングズリーについて

 1819年、デボンシャーのHolneに生まれる。父は会堂牧師。ロンドンのキングスカレッジ、およびケンブリッジのマグダレナカレッジに学ぶ。1844年、ハンプシャーのエバーズリーの教区牧師となり、生涯つとめた。1860年から1869年までケンブリッジの近代史教授。その後チェスターとウエストミンスターの司教座聖堂参事会員を交互に務める。カーライルの作品やF.D.モーリスの影響を受けて社会改革運動の要人となり、運動のために「ロト牧師」の筆名で著作。フルードの『英国史』への彼の書評記事がニューマンの『わが生涯の弁明』(1864)のきっかけとなった。1875年、キングズリー死去。

最終更新日:2001年6月9日   連絡先:suzuri@mbb.nifty.com