オオウバユリ
    ユリ科
    Cardiocrinum cordatum var.glehnii


    7〜8月頃、やぶの中や林の日陰に咲きます。
    草丈は150〜200cm。
    黄緑色の長さ10〜15cmの花が、20個近くもつくことがあります。


     本州のウバユリより草丈が高く、花の頃には下葉が取れかかることから、“葉”と“歯”をひっかけて姥(うば)に見立てて名付けられたと言われています。大きな花ですが、群生していない限りは、ひっそりと咲いている、という形容が当てはまりそうな、不思議な風情を醸し出しています。群生していると、黄緑色のかたまりが気味悪く感じられたりしますが。
     何個花がついていても、ほとんど同時に咲きそろって、3〜4日でしぼんでしまいます。咲いたかと思うと、あっという間に終わってしまう花です。その代わりなのか、実の方は雪が降ってもピンと立っていて、冬の森の大事なアクセントになっています。
     実は生け花によく使われるので、秋になると、この実を何本も抱えた人と、森林公園ですれ違うことが多くなります。(でも、本当は森林公園の植物は、採ってはいけないことになっているんですが……)
     (写真をクリックすると、少し近くで撮った写真が見られます)


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