必殺仕掛人各話紹介
■更新事項(2003.03.18) 必殺仕掛人各話紹介第4話へのリンクを追加。
第3話 仕掛られた仕掛人
梅安は、蝋燭問屋辻屋久兵衛の後妻お照殺しを請け負った。
左内と共謀して久兵衛に近づき、お照との接触を試みる梅安だったが、お照の仲間安蔵が元仕掛人だったことから正体がバレて、お照・安蔵率いる一団に連れ去られてしまう。

実は、お照は凶悪な盗賊御座松の孫八一味の引き込み役で、辻屋に押し込むために久兵衛の妻になったのだ。
つまり、梅安をさらったのは御座松の孫八一味なのである。

時を同じくして半右衛門は、親分吉五郎から裏の仕事をまわされる。
依頼人はお照、標的は孫八。手下であるはずのお照が、リーダーの孫八を裏切ったのだ。
お照は、辻屋を一人占めしようと企み、孫八以下仲間たちが邪魔になっていた。

梅安は孫八と対面、孫八が裏切者お照殺しを依頼した張本人と知り、改めて殺しの念を押され釈放された。
半右衛門に寄せられた二つの依頼。孫八が依頼したお照殺しと、お照が依頼した孫八殺し。
放っておけば自然と共倒れとなるであろう両者だが、放っておいて辻屋を被害に遭わすわけにもいかない。
仕掛人が御座松の孫八一味壊滅に乗り出す。

【梅安の一言】
「元締、すまん、この通りだ。今度と言う今度は、藤枝梅安、女の恐ろしさが骨身に応え申した。と言ってもこの病い、治りそうにもありませんけどね。」

【次回予告】
次なる仕掛けは、山形屋徳兵衛の依頼により浪人松永彦七郎。しかしその依頼には余りにも謎が多かった。幼い頃、左内が笹笛を習い剣を磨いた恩師中根元十郎との出会い。仕掛けは一転して、刃は依頼人へ。半右衛門は徳兵衛を、梅安は町医者玄竹を、そして残る左内の剣は…。次回「殺しの掟」を御期待下さい。
【キャスト】
西村左内/林与一 藤枝梅安/緒方拳 万吉/太田博之 お美代/松本留美 彦次郎/岡本健 お初/西山恵子 武士/茶川一郎 おつる/九重ひろ子 さと/小林泉 吉五郎/山村弘三 久兵衛/十朱久雄 安蔵/大塚吾郎 音吉/林与三郎 清吉/藤竹修 そば屋の女/坂田多恵子 竹蔵/岩田正 つるの亭主/曽呂新 医者/南部彰三 お照/弓恵子 孫八/小池朝雄 音羽屋半右衛門/山村聡

本放送日:72.09.16  脚本:安倍徹郎  監督:三隅研次 

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