必殺仕掛人各話紹介
■更新事項(2003.03.27) 必殺仕掛人各話紹介第5話へのリンクを追加。
第4話 殺しの掟
左内は病い持ちの侍と出会った。
その侍は二人の刺客に狙われるがこれを返り討ちにする。

すでに一度仕掛けを依頼したことがある山形屋徳兵衛が、町医者木下玄竹を連れて半右衛門の元へ現われた。遠州掛川藩で悪事を重ね追放された浪人松永彦七郎が江戸へ出奔、彦七郎と顔見知りだった玄竹と再会し、その後玄竹の妻に乱暴を働いたらしい。
山形屋と玄竹は彦七郎殺しを半右衛門に依頼する。

半右衛門からその仕事をまわされた左内は、例の侍と再び顔をあわせる。彼こそが松永彦七郎だった。
やがて左内と彦七郎の対決が始まるが、二人とも同じ剣法を使うことが判明する。
それは二人が同じ師匠、中根元十郎に剣を教わったことを意味していた。

一方、左内が持っていた玄竹の妻の錦絵がまったくの偽物であることが、梅安の証言で明らかになった。
依頼に嘘があったと知った半右衛門は、山形屋に怒りの炎を燃やす。

山形屋と玄竹は、江戸城奥詰め医師金子安斎と金子の息子原田友次郎に、嘘をでっちあげ彦七郎の始末を手配したと報告する。
掛川藩士だった友次郎が、彦七郎の妹みねを手込めにして、みねと彼女の夫を死に追いやったのが事件の真相だった。
自分を仇と狙う彦七郎を邪魔に思った友次郎のために、山形屋と玄竹が嘘の依頼をしたのである。

仕掛人は裏稼業の掟に反した裏切者に反撃を開始する。

【梅安の一言】
「悪行の報いだ。仲間と一緒に逝く所へ行きやがれ。向こうへ着くまではもつはずだ。お大事に。」
【半右衛門の一言】
「嘘つきめ!今度の卒中が、お前の嘘のつき仕舞いだ!」

【次回予告】
次なる依頼は、娘いちを手込めにされた油屋渡世亀屋利助の依頼により、6人の若者殺しを請けた梅安と左内。しかしその裏には吟味方与力大井与太夫の悪事の数々。その魔の手が半右衛門の妻おくらの身に降りかかる。次回「女の恨みはらします」、御期待下さい。
【キャスト】
藤枝梅安/緒方拳 西村左内/林与一 千蔵/津坂匡章 お美代/松本留美 彦次郎/岡本健 彦七郎/亀石征一郎 芸者小えん/川崎あかね 中根元十郎/大友柳太朗 玄竹/寺島雄作 友次郎/和田正信 矢野/黛康太郎 仲居/時美沙 女将/八代郷子 みね/堀幸子 数馬/伊東義高 兵馬/出水憲司 左内の少年時代/今田義行 山形屋徳兵衛/金田龍之介 金子安斎/河津清三郎 おくら/中村玉緒 音羽屋半右衛門/山村聡

本放送日:72.09.23  脚本:池上金男  監督:三隅研次 

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