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第3話 売られて候
女郎屋主人角屋隆右衛門は、異人相手の女郎屋を開業しようとする。そのために開港予定地を御側用人伊沢忠勝から聞き出すべく、井沢を檀家とする妙心尼にその役目を強要。妙心尼は大吉との密会をネタに脅され隆右衛門に従うハメに。その事を知った大吉は単身角屋に乗り込み事無きを得ようとするものの失敗、囚われの身となってしまった。 また異人に抱かれることを嫌った女郎たちの足抜けも頻発し、大吉のいる地下牢に足抜けに失敗した二人の女郎おりんとお島も入牢させられる。先に牢入りしたおりんは既に衰弱の限界を迎えていて、おしまは女郎たちへの見せしめとして目を潰されていた。 消息不明の大吉を追っておきんが隆右衛門に接触を計り、それが幸いして大吉はおりんとお島を連れて地下牢からの脱出に成功するが、おりんは大吉に恨みを託しながら遂に命尽きてしまう。 お島を前にして角屋一味を抹殺する仕留人。その殺しの後お島はなおも女郎稼業を続けると宣言する。 後日、大吉は墓石作りに精を出す。訪ねて来た主水がその墓石をひっくり返すとそれには"りんの墓"と彫られていた。
【主水の一言】
「高島さん、役得は程ほどにしとかねえと…。」 【おしまの一言】 「あたいはここに残るよ。あたいはここに残って、稼いで稼いで稼ぎまくってやるんだ。それぐらいしかあたいに出来ることはないんだ。行って、行って、行ってよ!」 【次回予告】 人それぞれ生きる日々。地位も無く力も持たない者の心の内。勇気それは死し、一生にただ一度命を賭けた男の死に様、哀れ。次週、暗闇仕留人に御期待下さい。 【キャスト】
糸井貢/石坂浩二 大吉/近藤洋介 おきん/野川由美子 おみつ/佐野厚子 妙心尼/三島ゆり子 糸井あや/木村夏江 用心棒間宮/原口剛 同心高島/轟謙二 手下彦七/塩島昭彦 番頭分造/山中貞則 おりん/志乃原良子 おゆう/明石螢子 半次/津坂匡章 お春/山口朱美 お照/松谷玲子 伊沢忠勝/北原将光 伊沢の妻/八代郷子 中村りつ/白木万理 中村せん/菅井きん お島/真山知子 角屋隆右衛門/山形勲 中村主水/藤田まこと
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