暗闇仕留人各話紹介
■更新事項(2002.12.09) 暗闇仕留人各話紹介第10話へのリンクを追加。
第9話 懸想して候
富ヶ岡八幡宮の境内にてルーレットゲームを開いていたおきんが、数人の浪人に因縁をつけられたあげく帯を斬られてしまう。その場で難儀していたおきんは文七に助けられた。
その文七の正体は、馬喰町の辰五郎配下の殺し屋。しかし文七は、相模屋吉兵衛殺しの直後、追ってきた岡っ引き釘六を殺害、その現場を主水に目撃されるというドジを踏んでしまう。
おきんは町方に追われる文七と再会、彼を匿うことに。お互いの裏稼業を知らぬまま、やがておきんと文七は心を通じ合わせるようになった。
文七は、おきんと所帯を持つため堅気になろうと決意する。辰五郎に足抜けを申し出るが、この前のドジの帳じり合わせのために、最後の殺しの仕事を押しつけられてしまう。標的は檜屋の先妻の子音松。檜屋の身代をわが子に継がせるために、檜屋の後妻おしのが依頼した卑劣な仕事だった。
一方おきんも主水たちに足抜けを志願。ただ一人反対する大吉を除き、仲間たちから足抜けを許可された。
こうしておきんと文七の愛の日々が続くように思われたのだが…。
音松が殺害された。主水はすぐに文七の仕業と見抜き、半次はおきんの惚れた相手が主水の追っている殺し屋と同一人物だと知ってしまう。
外道仕事に怒る仕留人は文七の粛清を決意。おきんの恋はここに悲しく散るのだった。

【貢の一言】
「しかしね大吉っつぁん。どだい殺しなんてのは、自慢できる稼業じゃないんだ。私は今に天罰が下ると思ってる。だからこそ私たちの仲間からまともな幸せを掴むことのできる人が出てきたら、私は素晴らしいことだと思いたいんだ。」

【次回予告】
この世は地獄。刻む恨みの女肌。揺れる炎に命を燃やし、捨てた情けの裏おもて。次週、暗闇仕留人に御期待下さい。
【キャスト】
糸井貢/石坂浩二 大吉/近藤洋介 おきん/野川由美子 妙心尼/三島ゆり子 辰五郎/遠藤太津朗 おしの/川崎あかね 半次/津坂匡章 同心田口(EDでは同心と表記)/古川ロック 釘六/森章二 政吉/滝譲二 浪人/浜伸二 同心/暁新太郎、美樹博 音松/秋山克臣 岡っ引/花岡秀樹 絵師/水上杢太郎 中村りつ/白木万理 中村せん/菅井きん 文七/伊藤孝雄 中村主水/藤田まこと

本放送日:74.08.24  脚本:下飯坂菊馬  監督:松野宏軌 

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