暗闇仕留人各話紹介
■更新事項(2003.02.10) 暗闇仕留人各話紹介第27話へのリンクを追加。
第26話 拐かされて候
ガマの油売りをする浪人筧弾正は、おきんとは顔なじみ。弾正は小日向の松五郎に対して元利合わせて100両の借金があり、その借金のカタとして娘おさきを妾奉公に出せと迫られていた。
そんなある日、おさきが何者かに拐かされてしまう。しかし松五郎の手先でもある岡っ引き屑伝は、おさきを渡したくないばかりに弾正らが仕組んだ狂言誘拐であると推測する。
おさきは、狂言誘拐の協力者おきんの家に匿われていた。主水たちは、この事件を機におきんが屑伝に目を付けられ裏稼業に影響を及ぼすのではないかと危惧する。しかし狂言誘拐は既に起こってしまったことであり、それを無事収拾させることが先決だと、仕留人たちの間で結論が出た。
屑伝は弾正をマークする。それを主水が妨害したことから、屑伝は主水を弾正の味方と判断。その報告を受けた松五郎が北町与力名島帯刀に手を回し、主水を10日間の謹慎処分に追い込んだ。そのため主水は身動きがとれなくなってしまう。
主水を欠いた仕留人チームは妙心尼を仲間に加え、おさきを妙心尼の寺へ移送する。また弾正は刀を売りその代金4両をおきんに託した後、追ってきた屑伝に自ら姿を晒し捕らえられてしまった。そして、おさきの行方を吐かせようとする屑伝の執拗な拷問を受け、弾正は遂に力尽きて死亡する。
それを知らないおさきは、寺を抜け出し松五郎の元へ飛び出していった。おさきが松五郎の手に落ちる前に間に合うか?仕留人!

【貢の一言】
「そうだよ、八丁堀の言うとおりだ。俺たちはな、はじめから一蓮托生なんだ。降りかかった火の粉はみんなで消さなきゃならない筈だぜ。それに、相手が屑伝だろうが松五郎だろうが鬼の帯刀だろうが、殺るときはみんなで殺るんだ。それまではじっと息を殺して待つことだ。相手の出方をな。」

【キャスト】
糸井貢/石坂浩二 大吉/近藤洋介 おきん/野川由美子 妙心尼/三島ゆり子 筧弾正/上田忠好 おさき/瞳順子 屑伝/矢野宣 松五郎/堺左千夫 黒尾/花岡秀樹 古物商/森秀人 子分/丸尾好広、広田和彦、鈴木義章 名島/天津敏 中村りつ/白木万理 中村せん/菅井きん 中村主水/藤田まこと

本放送日:74.12.21  脚本:下飯坂菊馬  監督:工藤栄一 

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