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第6話 あんたこの裏切りどう思う
15年前、増田屋の若旦那が芸者を殺してしまった。増田屋に恩義のある甚八は、若旦那の逃亡を手助けし、身代りを買って出る。 そして島流しの刑を受けた甚八は、刑期を終え15年振りに江戸への帰還を果たした。 甚八は、事件後増田屋に預けた当時5才の息子勘太との再会を夢見て探索を開始する。 その事件を担当した島の話によれば、甚八が服役中に増田屋が閉店。その際に勘太の行方が分からなくなったと言う。 しかしその話は、島が甚八を心配させたくないばかりについた嘘だった。 増田屋の若旦那は逃走中に殺され、それがきっかけとなり芸者殺し事件の真相が露見、増田屋は江戸所払いになっていた。 島にその事実を認めさせた甚八は、若旦那を船で逃がすように頼んだ廻船問屋大黒屋に乗り込む。 しかし大黒屋の主人仙蔵は、詰め寄る甚八を金で抱き込もうとして失敗。 甚八と仙蔵は取っ組み合いをはじめるが、そこへ仙蔵の子分たちも加勢し、甚八は子分の一人を誤って刺してしまう。 その子分こそ勘太だと言う仙蔵の告白に我が耳を疑う甚八。 奉行所に突き出された甚八に、打ち首の沙汰が下された。 主水は牢屋で刑を待つ甚八に近付き、仙蔵殺しを請け負う。 晴らせぬ恨みを託しこの世に未練のない甚八は、主水と島が見守る中で刑場の露と消えた。 主水は、間借り人お澄の御主人様浜田屋のツテを利用して、大黒屋の船に捨三を送り込む。 捨三は、その船内で、大黒屋の逃がし屋稼業を頼る一組のカップルが、無惨に殺される様を目撃する。 大黒屋は、逃亡を願う客から乗船料を取り、その上で金を強奪して客を殺害していたのだ。 剣之介は、お尋ね者である自分の身の上を利用し、敵陣に潜入。船中にて仙蔵殺しに挑む。
【又右衛門の一言】
「絶対死ぬなよ」 【剣之介の一言】 「どうだかな。俺が戻って来なかったら、香典代わりだと思ってくれ」 【やいとやの占い】 ラッキーナンバーが3と出たやいとや。 早速神社に出かけ、無心にくじ引きに興じる。 四→五→四→十五→十二→四十二→三。7回目でやっと3を引き当てる。 そのくじを懐にしまい、柏手を打つ。 いい結果が出るまでやめないんだね、この人。 【次回予告】 生きていく辛い日々探し当てて、初めて知る引き裂かれた心の傷。再びさすらう旅。あの人の命、今蘇る。次週、必殺仕業人、御期待下さい。 【キャスト】
赤井剣之介/中村敦夫 やいとや又右衛門/大出俊 お歌/中尾ミエ 捨三/渡辺篤史 島忠助/美川陽一郎 出戻り銀次(EDでは出戻り銀次郎と表記)/鶴田忍 お澄/二本柳俊衣 勘太/伊藤敏孝 浅吉/田畑猛雄 用心棒/千葉敏郎 甚八/大木実 結城屋/溝田繁 相模屋/日高久 久六/遠山二郎 お菊/伊藤利子 六助/宮川珠季 店の主人/菊野昌代志 勘太の少年時代/吉田隆之 仙蔵/南原宏治 浜田屋/沢村宗之助 せん/菅井きん りつ/白木万理 中村主水/藤田まこと
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