必殺仕事人各話紹介
■更新事項(2007.05.09) 次回予告を追加。
第4話 主水は三途の川を避けられるか?
老中須賀遠江守が、上方の仕事人壬生蔵人に殺害された。
須賀が日寛大僧正と通じていたことから、鹿蔵たちは蔵人の次の標的が日寛であると推測した。

日寛は、サラキンこと更科屋金兵ヱに高利貸しをやらせて、その金を須賀を通して将軍や大奥にバラまき、影の将軍気取りで権勢を欲しいままにしていた。
老中である須賀が殺され、続いて政治力の強い日寛までもが殺されでもしたら、江戸の仕事人に対する取り締まりが厳しくなるだろうと考えた鹿蔵は、蔵人の日寛殺しの阻止を提案。主水と左門はその意見に賛成する。

日寛のような悪い奴の用心棒になるのを嫌った秀は、更科屋からの借金のカタに奉公に出る羽目になった町娘お糸の姿を目撃したり、半吉に尾行されたりと、怒りが増幅する始末。
そのさなか鹿蔵そして左門が蔵人と出会い、病魔に冒され余命幾ばくも無い蔵人の仕事に賭ける執念を知り、日寛殺し阻止を断念することにした。

やがて鹿蔵と左門は、お糸を更科屋の元から救出しようとした秀と合流し、蔵人のサポートに乗り出す。
更科屋とその手下を始末する左門と秀。そして日寛殺しを成功させる蔵人。
しかし蔵人はそこで殺しの道具でもある鼓を打ち鳴らし、警護にあたっていた与力伊沢らをおびき寄せる。

自ら最後の仕事人と名乗りその場で捕らえられる蔵人。鹿蔵は、仕事人の秘密を守るため牢内で蔵人を抹殺せよと主水に命令するが、蔵人は江戸の仕事人に関して一切口を割らないと主水に約束し、そのまま息絶えてしまう。
目の前で仕事人の死に直面した主水。明日は我が身か…果たして、主水は三途の川を避けられるか?

【壬生蔵人の一言その1】
「この世に最後に残った仕事人、壬生蔵人たぁこの俺だ」
【壬生蔵人の一言その2】
「もうそろそろ、ゆっくりと眠りてぇんだ。聞こえてきやがらぁ、三途の川のせせらぎの音が。いや、これは今までに俺が殺した連中の恨みに満ちた声かも知れぬ。早く来い来いと、呼んでやがる。行き着く先は地獄の底でも、おめえら江戸の仕事人のことは誰にも話しゃしねえよ。それが、俺の仕事人としての心意気よ」

【次回予告】
闇…情け…涙…慟哭…。恨みの心、花と化す。『必殺仕事人』御期待下さい。
【キャスト】
中村主水/藤田まこと 畷左門/伊吹吾郎 秀/三田村邦彦 半吉/山田隆夫 涼/小林かおり 美鈴/水本恵子 おふく/かわいのどか 与力伊沢/唐沢民賢 更科屋金兵ヱ/北村英三 須賀遠江守/五味龍太郎 日寛大僧正/御木本伸介 信介/三島新太郎 頼三/原田君事 同心杉井/大杉雄太郎 お糸/津奈美りん お松/結城なほ子 お糸の母親/丸平峯子 せん/菅井きん りつ/白木万理 壬生蔵人/丹波哲郎 鹿蔵/中村雁治郎

本放送日:79.06.08  脚本:石森史郎  監督:原田雄一 

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