必殺仕事人各話紹介
■更新事項(2007.05.09) 次回予告を追加。
第10話 木曽節に引かれた愛のその果ては?
湊屋との縁談を控えた息子新左に、女郎おりえと縁を切らせようとした忠兵ヱ。しかし忠兵ヱの思惑は外れ、手切れ金を持たせた新左がおりえと共に駆け落ちしてしまう。行く先はおりえの故郷である木曽。

おりえを追って女郎屋の忘八七兵ヱらが出動した。忠兵ヱは新左の身を案じ、おとわに忘八殺しを依頼。おとわは、新左とおりえの仲を裂かないことを条件に仕事を引き受ける。

主水と左門は早速木曽路を下り忘八どもを壊滅させたが、同じ頃忠兵ヱも木曽へ向かっていた。忠兵ヱは、忠実なヤクザの親分木曽駒勝蔵に、新左の身柄確保・おりえと仕事人の抹殺をすでに要請していた。

勝蔵の配下に発見され一時は離ればなれになった新左とおりえだったが、ようやく二人しておりえの実家へと辿り着くことができた。しかし村の閉鎖的社会はおりえを受け入れてくれそうもなかった。

そこへ忠兵ヱと勝蔵の配下が姿を現わす。おりえは新左に心中を願い出るが断られ、挙げ句の果てに勝蔵の配下に刺されてしまう。

おとわの指示で駆け落ちカップルを尾行していた秀は、怒りにまかせて配下たちを殺す。そしておりえは、駆けつけた主水たちに見守られて息を引き取る。

木曽節に引かれた愛のその果てにきっちり決着をつけるため、忠兵ヱ・新左親子らに牙を剥く仕事人。

【主水の一言】
「その殺し屋ってのは何人いるんだ…二人?おかしいなあ、二人じゃないだろう。三人だろ」
【主水の一句】
「木曽は 木曽はすべて山の中であった 主水」

【次回予告】
離れられない二人なら、親心、諦めきれぬ夢ありて。様々な執着にわかりあえぬ今、命に代えても流れ行くまま。『必殺仕事人』御期待下さい。
【キャスト】
中村主水/藤田まこと 畷左門/伊吹吾郎 秀/三田村邦彦 半吉/山田隆夫 涼/小林かおり 忠兵ヱ/安部徹 おりえ/今出川西紀 新左/荒谷公之 与力伊沢/唐沢民賢 美鈴/水本恵子 木曽駒勝蔵/五味龍太郎 湊屋/海老江寛 七兵ヱ/山本一郎 ノブ/木下サヨ子 用心棒/中村明豊 勝蔵配下/伊波一夫、松尾勝人、東悦次、丸尾好広 せん/菅井きん りつ/白木万理 おとわ/山田五十鈴

本放送日:79.07.20  脚本:尾中洋一  監督:工藤栄一 

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