必殺仕事人各話紹介
■更新事項(2007.05.10) 次回予告を追加。
第17話 鉄砲で人を的にした奴許せるか?
御公儀鉄砲組組頭の若様三人組田付千之亟・稲富市之助・井上多一郎は、試し撃ちの最中、標的を持たせた農民治平・おこう夫婦に誤射してしまった。三人は口封じのために農民夫婦を無残に射殺する。

その夫婦の娘お安は、鉄砲場のある大久保村から江戸へ出て、仕事人探しをはじめた。
おとわたち仕事人としては、お安の依頼を引き受け彼女の恨みを晴らしてやりたいところ。
しかし、彼女を囮にして仕事人を一網打尽にしようとする奉行所の同心たちが、お安の周囲を見張っているため、仕事人はなかなかお安に接触できない。

そのさなか、主水は江戸に舞い戻った鹿蔵を目撃する。しかも鹿蔵は若い娘おりんに振り回されっぱなしのご様子で、裏稼業へのカムバックもきっぱり否定する。

同心たちの目を盗んで、おとわはお安とコンタクトを果たし仕事料を受け取った。
お安の親子の情にほだされた左門、鉄砲組というターゲットに興味を持つ秀に対して、主水は御身大切とばかりこの仕事をおりてしまう。

千之亟たちの命令により、大久保村の村民仁吉・嘉六・仙蔵が、お安を江戸から連れ戻しにやってきた。
お安は大久保村に戻されると、鉄砲場へ連れて来られる。
若様三人組は、お安を逃がした上で彼女を狙い撃ちする。次々と弾を撃ち込まれお安は命を失った。

お安が江戸から居なくなったため、伊沢から大久保村出向を命じられた主水は、大久保村でお安の検死をすることになった。
若様三人組の太々しさとお安の無残な死骸を目の当たりにした主水は、若様三人組殺しへの意欲を表明する。鹿蔵からおりんとの仲をネタに強請った大金を仕事料に追加しようとする主水だったが、その金をおりんが持っていってしまったため、やむなく鹿蔵が助っ人にかり出されることになった。
おとわ・左門・秀は、あまりに意外な鹿蔵との再会に驚くばかり。

若様三人組は、下男下女や鉄砲足軽を用いた大掛かりな罠を用意し、自分たちの命を狙う仕事人の返り討ちに備えていた。まさに万全の迎撃体勢。
若様三人組がこのシステムを主水に自慢する。聞き手の主水が、当の仕事人とも知らずに。

【おとわの一言】
「痛いかい?我が身をつねって人の痛さを知れってね」
【主水の一言】
「お安は、おめえの千倍も万倍も苦しんで死んだんだ。地獄へ行ってゆっくり驚け」

【次回予告】
目もくらむばかりの華やぎのなか、見つめるまなざしに残忍な光が見えた。武器は持てない。今はただ恨みを胸に。『必殺仕事人』御期待下さい。
【キャスト】
中村主水/藤田まこと 畷左門/伊吹吾郎 秀/三田村邦彦 半吉/山田隆夫 涼/小林かおり 美鈴/水本恵子 与力伊沢/唐沢民賢 お安/加山麗子 田付千之亟/重田尚彦 鹿蔵/中村雁治郎 稲富市之助/柳川昌和 井上多一郎/高木吉治 仁吉/田端猛雄 嘉六/梶本潔 仙蔵/山本弘 治平/伊波一夫 おこう/服部明美 同心/松尾勝人、平井靖、美鷹健児、東悦次 おりん/真行寺君枝 せん/菅井きん りつ/白木万理 おとわ/山田五十鈴

本放送日:79.09.07  脚本:吉田 剛  監督:貞永方久 

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