必殺仕事人各話紹介
■更新事項(2007.05.10) 次回予告を追加。
第18話 仕事人が女に惚れて何故悪い?
若い男女を駆け落ちカップルに仕立て、カップルの男だけを殺し、女をさらう廻船問屋浜田屋一味。
浜田屋徳兵ヱは、さらってきた女たちをルソンに売り飛ばそうと企む。
ルソン島では、日本人女性が高く売れると言われていた。

お加代と呉服商井筒屋吉兵ヱの息子吉次も、浜田屋一味の手にかかり、駆け落ち者にされてしまう。
しかし、お加代は秀のことが好きで秀に結婚を迫っていて、吉次もそんなお加代を応援していた。
井筒屋夫妻やお加代の母は奉行所にわが子の捜索を依頼するが、南町奉行所請願聞き役同心野島誠之進に「駆け落ちは犯罪」と言われ、捜索依頼を取り下げざるを得なくなる。
野島は浜田屋に加担して、奉行所による行方不明者捜索を行わせないように、次々と飛び込んでくる捜索依頼を一切受け付けなかったのだ。

駆け落ち事件に我を忘れ没頭する秀に、仕事人としての不信感を露にするおとわ。
遂に、秀とおとわは決裂してしまう。

浜田屋一味に殺された吉次の遺体が海岸に打ち上げられた。
駆け落ち者の汚名を着せられたまま死んでいった吉次の恨みを晴らしてほしいと秀に言う吉兵ヱ。
吉兵ヱは息子の死を悲しんで自殺した妻の後を追うと告げ、秀の前から姿を消した。
行方不明者の捜索を受理しない野島と浜田屋のつながりを知った仕事人は、吉兵ヱの依頼を受理する。

秀は、浜田屋の元から脱出した記憶喪失の娘おひさを助ける。
おひさを囮にして浜田屋一味をおびき出す秀は、左門と共に一味を壊滅させる。
そして女たちを閉じ込めている小屋に辿りついた秀を待っていたのは、もう二度と笑わない眠りの中にいるお加代だった。
お加代の死を悲しみ、あえて粛清を受けようとする秀。だがそんな秀におとわは許しを言い渡した。

【主水の一言】
「お前ぇさんが死んじまうまでに、んな汚ねえ銭は返ぇしておこうと思ってな」

【次回予告】
吹きすさぶ嵐になす術もなく、胸の恨みは燃え尽きるだけ。ただ生き延びるために、救いを求めて。『必殺仕事人』御期待下さい。
【キャスト】
中村主水/藤田まこと 畷左門/伊吹吾郎 秀/三田村邦彦 半吉/山田隆夫 涼/小林かおり 美鈴/水本恵子 与力伊沢/唐沢民賢 お加代/村地弘美 浜田屋徳兵ヱ/谷口完 おひさ/中織ゆき 井筒屋吉兵ヱ/須藤健 勘十/下元年世 お里/藤山喜子 お松/小林泉 寅松/滝譲二 磯吉/笹悟朗 吉次/加藤正記 野島誠之進/有川博 せん/菅井きん りつ/白木万理 おとわ/山田五十鈴

本放送日:79.09.21  脚本:石森史郎  監督:田中徳三 

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