必殺仕事人各話紹介
■更新事項(2007.05.10) 次回予告を追加。
第24話 渡る世間は鬼ばかりか?
娘の婚礼を翌日に控えた札差板倉屋一家が皆殺しに。
現場に落ちていた植木ばさみから、板倉屋出入りの植木職人捨吉に容疑がかかった。
南町同心服部鉄造が捨吉を捕縛、彼に壮絶な拷問を課す。
しかし捨吉は植木ばさみを紛失しており、一家殺害はまったくの無実だった。
捨吉の娘お滝の訴えも空しく、捨吉は無実の罪で磔の刑に処される。

板倉屋の番頭だった忠助は質屋を開業、そこへ服部が現れた。
忠助は仲間の完治・仁平と組んで質屋の開店資金目当てに板倉屋一家を殺害、服部がその罪を捨吉になすりつけ手柄を上げる。これが板倉屋一家殺害事件の真相だった。
そしてこの一味は、完治と仁平をまた別の商家に忍び込ませ、"押し込み強盗"と"犯人をでっち上げての検挙数アップ"を目論む。

捨吉亡き後、お滝は夜鷹に身を落とす。
捨吉の知り合いだった半吉は、お滝に夜鷹をやめさせようと説得するが、その言葉は彼女に届かなかった。
お滝は、夜鷹で稼いだ金で仕事人に依頼しようとしていた。相手は無実の父を獄門台へ叩き込んだ服部。
しかし半吉がこの事件に首を突っ込んだのが逆に一味に知られ、その巻き添えでお滝が刺し殺されてしまう。
お滝から持ち金を手渡された半吉だったが、元締不在で仕事人は活動不能の状態。今度の仕事は一時お預けとなった。

わら卯を密談場所に選んだ忠助と完治は、一味を嗅ぎ回る背の小さい張り替え屋の処分を検討する。
それを盗み聞きしたおふくは、一味の標的が半吉だと直感、番屋へ駆け込み半吉の保護を訴えた。
しかしその時番屋にいたのは服部だった。
おふくが"板倉屋"とか"娘を殺した"とか一味の悪事に関する単語を耳にしていると知った服部は、おふくに半吉との密会場所を案内させ、その場でおふくを抹殺する。

おふくの死が服部によるものであると、服部と忠助の密談で確認した半吉。
秀の家からノミを持ち出し単身仇討ちに繰り出そうとしたところを秀と左門に制止され、半吉は再びお滝の依頼を主水たちにもちかける。

【半吉の一言】
「おふくちゃんの仇を討ってください。服部金造を殺ってください」

【次回予告】
苦しみを乗り越えて、忘れかけていた過去を、無情が暴く。生き抜く力ははかなく尽きても、胸の恨みは闇に漂う。『必殺仕事人』御期待下さい。
【キャスト】
中村主水/藤田まこと 畷左門/伊吹吾郎 秀/三田村邦彦 半吉/山田隆夫 涼/小林かおり 美鈴/水本恵子 おふく/かわいのどか 服部鉄造/川合伸旺 お滝/長田渚左 忠助/中村孝雄 与力伊沢/唐沢民賢 捨吉/波田久夫 完治/出水憲司 仁平/諸木淳郎 十兵ヱ/堀北幸夫 お里/山口真代 お雪/沢芝藍子 番頭/伊波一夫 せん/菅井きん りつ/白木万理

本放送日:79.10.19  脚本:石森史郎  監督:原田雄一 

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