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第24話 冥土へ道連れを送れるか?
公事師という、今の弁護士に当たる職業が江戸時代にはあった。主水は料理屋で暴れた伊勢屋の息子を逮捕するが、公事師会田玄斉によって釈放させられてしまう。 その料理屋には玄斉の好みのタイプの菊千代という芸者がいたが、彼女には遠州無宿玉五郎に犯されたという誰にも言えない秘密があった。このことを知るのは事件を担当した主水とごく少数の者だけ。 その過去をほじくり出した二人組が菊千代に接触、100両の口止め料を要求する。 この二人組は、以前に半吉のイモ盗みの過去をネタに強請ったことから、仕事人の目に止まっていた。 主水は、二人組が誰も気に止めない半吉の微罪を知ることに疑問を抱く。 半吉の調べで、二人組が口入れ屋加勢屋利兵ヱの手下で、加勢屋が会田から買った情報を元に強請屋稼業を営んでいることがわかった。 今回の菊千代への強請りは、菊千代を囲い者にしようとする玄斉の企みだった。 強請られている菊千代に協力する太鼓持ち平助は、加勢屋に20両で手を打ってくれと懇願するものの、逆に刺し殺されてしまう。 そして菊千代も加勢屋一味に無理矢理連れ去られ、行き着いた先で玄斉に金づくで囲い者になれと迫られる。 それを断った菊千代は、怒った玄斉の指示された二人組によって、玉五郎から受けたむごい仕打ちを再び体験することに。 半吉と共に菊千代の家に駆けつけた秀は、彼女の書き残していた殺しの依頼状を発見する。
【主水の一言】
「実は、明日燃すことになっております調書のことで…」 【次回予告】 奪える物ならすべてを奪え。人の命も、女の操も。塗り替えられた掟を掲げ、仕事人に立ち向かってくる野党の一団。『必殺仕事人』御期待下さい。 【キャスト】
中村主水/藤田まこと 畷左門/伊吹吾郎 秀/三田村邦彦 半吉/山田隆夫 涼/小林かおり 美鈴/水本恵子 与力伊沢/唐沢民賢 平助/うえだ峻 利兵ヱ/牧冬吉 佐平次/田中弘史 伊兵次/伴勇太郎 彦次郎/新城邦彦 与吉/北原将光 女将/近江輝子 忠太郎/岡本将 玉五郎/美樹博 同心/伊波一夫 菊千代/岩井友見 会田玄斉/菅貫太郎 せん/菅井きん りつ/白木万理
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