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第29話 新技腰骨はずし
前回の大奥御用達金看板奪取事件で武家社会に疑問を抱いた左門は、侍を捨ておでん屋に転職。また主水の上司としてスパルタ指導の筆頭同心早川が着任、早速主水は早川から鉄拳制裁を加えられる。 そして主水は、開店したばかりの質屋上総屋の主人おしまとも知り合った。 かくして仕事人の周囲は微妙に変化していた。 そんな主水に近づく謎の男。 彼は主水に10両の小判を託し、旗本松浦市之介殺しを依頼する。 仕事人たちは謎の男に正体がバレていることから、逆に謎の男の正体を暴くことにした。 松浦を探索すれば謎の男に近付けると考えた秀だったが、その探索の最中にこれまた謎の女に尾行されてしまう。 謎の女をまいた秀は、逆に女を追跡し上総屋に辿り着く。秀は天井裏に忍び込み、女とおしまが話し合うのを目撃する。2人の女は仕事人たちを松浦の前任地木更津へ差し向けようと企んでいた。 それを知った仕事人たちは、三手に別れて木更津へと旅立つ。謎の女もその後を追う。 仕事人たちの木更津入りを確認した謎の女は、主水に仕事を依頼した謎の男に接触した。 ようやく謎の男の居所を探り当てた主水たちは、木更津にある男の屋敷を急襲する。 謎の男の正体は木更津の村長(むらおさ)六蔵で、元仕事人の元締だった。 この村は、かつて勘定奉行所手代だった松浦の搾取に苦しめられ、村娘お染も松浦に乱暴された挙げ句土中に埋められるという被害に遭っていた。 村の惨状と六蔵の仕事人復帰の決意を聞いた主水たちは、六蔵の傘下に入ることを了承。 遂に仕事人が松浦一味殺しにとりかかる。 刀を捨てた左門は新技腰骨はずしで儀助の胴体を真っ二つに折り畳んだ。 ちなみに謎の女とは、加代のこと。
【六蔵の一言その1】
「中村さん、いかがでしょうか。これから先、あんた方3人の身柄をこの私に預けちゃもらえませんか」 【六蔵の一言その2】 「物騒な世の中でござんすね」 【次回予告】 奉行所が捕らえた盗賊「白虎」は、果たして本物なのか?元締からの指令を受けて、白虎の顔を見たことがあるという娘を手がかりに、仕事人が立ち上がる。『必殺仕事人』御期待下さい。 【キャスト】
中村主水/藤田まこと 畷左門/伊吹吾郎 秀/三田村邦彦 加代/鮎川いづみ おしま/三島ゆり子 涼/小林かおり 同心早川/早崎文司 美鈴/水本恵子 荒井十郎太/八名信夫 儀助/五味龍太郎 おくま/小林加奈枝 お染/沢芝藍子 芸者/常山直子、内田真江、浜野圭子 屋台の客/みのわだ良太、松尾勝人、丸尾好広 瓦版屋/千代田進一 松浦市之介/今井健二 せん/菅井きん りつ/白木万理 六蔵/木村功
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