必殺仕事人各話紹介
■更新事項(2007.10.09) 次回予告を追加。
第56話 外し技釣鐘からくり割り
将軍家を始め諸大名の御所となっている御寺の智深和尚が、墓地で婦女暴行現場を目撃、止めに入った。
加害者銀次郎の姿を確認した智深は、銀次郎の父加島屋銀三の元へ乗り込み、被害者お喜代に謝罪させ慰謝料を支払わせた。

お喜代は御寺の僧妙珍に好意を寄せていた。しかし妙珍はその思いに応えようとはしなかった。
その妙珍は秀に簪を注文していた。出来上がった簪を御寺に持参した秀は、その簪と手紙を妙珍の妹お糸に届けるよう頼まれる。お糸は、以前から秀と知り合いになっていた三味線弾きだった。

妙珍がお糸に宛てた手紙には、御寺で行なわれている寺社奉行公認の千両富がイカサマであることが記されていた。妙珍はその首謀者を突きとめようと行動を開始、智深和尚・僧楊心・寺男馬三が金儲けのために仕組んだことを察知する。

秘密を知られた智深は妙珍殺害を画策。道成寺の安珍がヘビに化けた清姫に焼き殺された伝説になぞらえて、妙珍がヘビに化けたお喜代に殺されたというシナリオを作り、妙珍を楊心と馬三に絞殺させた。
お喜代は智深の愛人で、銀次郎に襲われたり妙珍に迫ったりしたのは、すべて智深の指示だった。

お糸は妙珍の手紙を手に寺社奉行所に駆け込むが、女とデキたのを恐れて首を吊った破戒僧の言う事は聞けないと、門前払いを食らう。南町奉行所でも受け付けてはもらえなかった。
お糸は仕事人に殺しを依頼するという最後の望みを秀に託した。
頼み料を作るため旅芸人一座にその身を売ったと言うお糸の頼みを聞き、秀は仲間たちをアジトに集める。

【主水の一言】
「次の千両富の当たり番号はこれにしてもらおうか。四十二番、死に番だ!」
【秀の一言】
「清姫さん、安珍があの世で待ってるよ」

【次回予告】
傍若無人。役儀とあらば容赦なく斬り捨てる火附盗賊改め。その職権を悪用した企てに、罪なき者たちが犠牲にされていく。『必殺仕事人』御期待下さい。
【キャスト】
中村主水/藤田まこと 畷左門/伊吹吾郎 秀/三田村邦彦 加代/鮎川いずみ おしま/三島ゆり子 涼/小林かおり 喜代/三浦真弓 お糸/竹井みどり 妙珍/小林芳宏 美鈴/水本恵子 楊心/大島宇三郎 馬三/岡本忠幸 銀次郎/有光豊 薮売り/喜田晋平 同心中山/小田草之介 加島屋銀三/北原将光 番頭/遠山二郎 瓦版売り/千代田進一 役人/平井靖 智深/今井健二 せん/菅井きん りつ/白木万理

本放送日:80.06.20  脚本:東乃秋晶  監督:松野宏軌 

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