必殺仕事人各話紹介
■更新事項(2008.04.15) 次回予告を追加。
第75話 訴え技火だるま身替り消し
婚礼が行われる絹問屋境屋に、小間物屋の卯吉が乗り込んできた。
卯吉は、以前に境屋の跡取りになる約束を交わし、自分の店をカタに借金をしてまで境屋に金を用立てたが、突然破談を言い渡され、その借金の為に店を手放すことになったという、悲惨な過去があった。
襲いかかる卯吉に抵抗した境屋十兵衛は、あやまって卯吉を絞殺してしまう。

卯吉の死体を始末し、十兵衛が卯吉を殺した事実を隠蔽しなければならない。
境屋の用心棒畑竜三郎は、この不測の事態を収拾すべく、十兵衛から百両を借りて行動を開始する。
竜三郎はその百両で浪人仲間の立木栄之進を抱き込み、卯吉の死体を栄之進として始末することにした。
仕官にこだわる栄之進は、その金を仕官のための資金にしようと考え、竜三郎の誘いに乗る。

かくして境屋一味の大芝居が始まった。
真夜中の南町奉行所の門前で、簀巻きにされた卯吉の死体に火をつけ、それを栄之進の自害に見せるために栄之進の妻茜が「浪人に冷たい公儀への反抗のための自害だ」と告白する。
南町の同心たちも、この前代未聞の自害劇にまんまと騙され、卯吉の死体を栄之進と断定した。

その後、竜三郎は百両を奪還するために栄之進を抹殺、そして夫を失った茜に近付き彼女の体を手に入れ、今度はその茜をも殺害した。

卯吉の母親から十兵衛殺しを依頼された仕事人は、卯吉の死の真相を暴き出し境屋一味の仕置きに乗り出す。

【主水の一言】
「百両、頂く!」

【次回予告(藤田まこと)】
有名な将棋指しが次々と殺されていくなかで、命がけで己の志しを貫く青年棋士。いよいよ人間将棋が始まります。時代劇はやっぱり必殺ですね!
【キャスト】
中村主水/藤田まこと 畷左門/伊吹吾郎 秀/三田村邦彦 加代/鮎川いずみ おしま/三島ゆり子 涼/小林かおり 同心荒巻/芝本正 美鈴/水本恵子 立木栄之進/矢吹二朗 畑竜三郎/大下哲也 境屋十兵衛/高木二朗 喜平/高木吉治 お妙/岩崎美也子 卯吉/石井洋充 うめ/河東けい 同心青山/浜田雄史 克蔵/沖ときお 瓦版売り/松尾勝人 夜鷹の客/美鷹健児 門番/伊波一夫 茜/大信田礼子 せん/菅井きん りつ/白木万理

本放送日:80.11.21  脚本:林企太子  監督:田中徳三 

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