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第82話 激闘技地獄道暴れ斬り
顔を潰された船頭の死体が発見された。現場に駆けつけたおこうは、その死体が自分の夫磯松だと言う。 おこうは磯松を殺された恨みを晴らしてもらうため木更津へ飛び、六蔵に殺しを依頼した。 磯松は五年前まで抜け荷船に乗っており、当時の仲間に殺されたのだとおこうは確信していた。 その仲間の居場所を探すことになった仕事人たち。しかし主水だけは磯松を調べたいと別行動を取る。 突然おこうが姿を消した。秀はおこうの行方を追うが見つけられず、逆に何者かに尾行されていることに気付く。そして左門も誰かに見張られていた。 そんな状況下で左門は、通り魔に襲われた御隠居八郎兵衛を助けた。張り詰めた緊張を八郎兵衛と客たちとの交流で解いていく左門。 ある日、主水は行方不明になった植木職人の夫を探してほしいと言うお安の訴えを聞いた。 その直後おこうが自宅に戻り自殺したとの報が。現場にたどり着いた主水は、おこうの死を他殺と見破った。 おこうの死に疑問を抱いた主水は、お安に再び接触、植木職人が磯松の替え玉として殺されたという結論を導きだす。 主水とお安が話しているところを監視する男の影が。主水はそれに気付くが、男は素早く逃げ出した。 その男木崎左源太は、ある屋敷に逃げ込む。そこには八郎兵衛と夜嵐銀平、小伝次がいた。彼らは上方からやってきた仕事人であり、江戸の裏稼業を牛耳るため江戸の仕事人を根絶やしにしようとしていた。仕事人をおびき出すために、磯松に見せかけたお安の夫と、仕事人をあぶり出す任務を終えて用済みとなったおこうを殺したのだ。 主水たちは掟を破り上方を追われた般若の鬼十郎こそ八郎兵衛の正体であり、その一味に自分たちが狙われていることを察知した。 そして植木職人が失踪直前に仕事をした屋敷に忍び込んだ息子梅吉が、そこで父の仕事道具を発見したことから、お安と梅吉は屋敷の主である八郎兵衛に面会を求めようとして、逆に一味に拉致されてしまった。 江戸の仕事人の意地を見せるため、そしてお安と梅吉を救出するため、主水たちは逆襲に立ち上がる。
【左門の一言】
「地獄でゆっくり下手な俳句でも捻ってるんだな」 【次回予告(鮎川いずみ)】 仕事を依頼した2人の女。憎んだはずの男にすがって生きようとする女の性。時代劇は必殺です! 【キャスト】
中村主水/藤田まこと 畷左門/伊吹吾郎 秀/三田村邦彦 加代/鮎川いずみ おしま/三島ゆり子 涼/小林かおり 同心荒巻/芝本正 美鈴/水本恵子 八郎兵衛/小林昭二 夜嵐銀平/阿藤海 木崎左源太/八名信夫 小伝次/下元年世 お安/池田幸路 おこう/久仁亮子 梅吉/岡本崇 おすぎ/上田理恵 民次/宮地史一郎 長屋の主婦/奥丁敬子、河野清子、小林加奈枝 甘酒屋の少女/京あけみ 屋台の客/松尾勝人、伊藤克美、東悦次 せん/菅井きん りつ/白木万理
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