必殺仕事人III各話紹介
■更新事項(2003.01.04) ページ作成。
第17話 花嫁探しをしたのは勇次
その晩、伍作はお糸と旅籠伊勢屋で祝言を挙げたはずだった。ところが伍作が翌朝目覚めてみると、そこは相模屋という女郎屋だった。伍作の隣の部屋に寝ていた勇次は、伍作に付き合わされて伊勢屋に行くが、伊勢屋は伍作もお糸も泊めていないし二人が泊まった部屋も布団部屋だからありえないとの一点張り。
勇次はこの出来事に何か裏があると睨み、伍作にお糸を諦めて里へ帰らせようとするが、しかし伍作はお糸に会いたくてしょうがない。勇次は伍作に外出を禁じ、代わりにお糸を探すことになった。
勇次の探索で、お糸は御公儀御用達麻問屋上州屋の娘で、一番番頭勘七との結婚が嫌で逃げ出し伍作と共に伍作の故郷へ行こうとしたものの、伊勢屋で二人が眠らされた後で伍作は相模屋に送り込まれ、お糸は結局連れ戻されてしまい、すべてが上州屋の金と御公儀御用達の看板を利用した駆け落ちの揉み消し工作だったことが判明した。
お糸は、勘七が上州屋の財産目当てで祝言に臨もうとしていると感じていた。その思惑通り勘七は御納戸頭駒井・奥医師関根・岡っ引き仁吉の手を借り上州屋を乗っ取ろうと企んでいた。
伍作はお糸の気持ちを確かめるため彼女の花嫁姿のお披露目の場に赴くが、駆け落ちの当事者として勘七一味の邪魔者である伍作は駒井に無礼討ちとして殺されてしまう。
そして今度は関根の与えた薬が上州屋の主人を死に至らせ、駒井が勘七に上州屋の跡継ぎを命じた。
お糸は仕事人に勘七一味始末を依頼、自分が殺されることが一味の悪事の証拠だと告げた。
そしてお糸も勘七に悪事を訴えたと告げたばかりに殺害されてしまう。

【主水の一言】
「こう世の中が悪くちゃ人助けまで手が回らねえ。恨み晴らしてやるだけで手一杯だ。」
【キャスト】
中村主水/藤田まこと 秀/三田村邦彦 加代/鮎川いずみ 西順之助/ひかる一平 筆頭同心田中/山内敏男 勘七/山本紀彦 伍作/及川智靖 お糸/村田みゆき 駒井/出水憲司 関根/伴勇太郎 伊平/日高久 上州屋/海老江寛 仁吉/滝譲二 喜助/葭川浩 お駒/三笠敬子 お米/和田かつら 鳶の者/鈴木政喜 女/伊東雅子 りつ/白木万理 せん/菅井きん 勇次/中条きよし

本放送日:83.02.04  脚本:吉田 剛  監督:八木美津雄 

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