NO.46 BWPのタイイング

 2004/10/23の釣行記 
川越水上公園 で「BWP」と言っているパターンのタイイングを紹介します。

 ■BWP(=BH-BWP-TRIM) ビーズヘッドのボディ・ウィング・プロテクターをトリミングしたフライという意味です) 参考=
NO.36

   

 ◆マテリアル
 TMC900BL #12
 手芸屋さんビーズ /各色
 スレッド /各色→原則としてアンダーボディの色
 レッドワイヤ(NO.3程度)
 アンダーボディ材(ヤーンなど。スレッドのみでも可) 
 ボディ・ウィング・プロテクター(BWP) /各色
   なお、BODY WING PROTECTOR ( BWP ) については、
NO.5 NO.17のページを参照して下さい。

 ◆タイイング

 ①フックに手芸屋さんビーズを通す。
 

 ②レッドワイヤ(鉛線)を適量巻く。
 

 ③スレッドでワイヤを固定する。(回転防止のみ。完全にカバーする必要はありません。)
 

 ④BWPとアンダーボディ材を一緒に後端に付ける。この例ではアンダーボディ材はリーチヤーンの黒。
 

 ⑤アンダーボディ材を巻く。ビーズの後ろで固定。
 

 ⑥BWPをダブリングする。(なでつけて、ファイバーを片側に揃える)
 

 ⑥ファイバーを外側にして、間隔をあけて、3、4回巻いてビーズの後ろで固定する。(ウィップフィニッシュ)
 

 ここまでが、基本形。(この状態ではBWPが長すぎてボウボウの状態です)
 このままの方がいいという方はこれでもいいと思います。(^.^)

 ⑦BWPをトリミング(カット)する。
 

 バイスから外してトリミングするのが、簡単です。↑の写真はカットした後、再びバイスにセットして撮影。

 トリミングは・・・
  ・ブラシ(歯ブラシで可)などでファイバーを立ててから、
  ・基本的には、前が大きく、後ろが小さい、逆三角形に。
   かなりザックリ切ってしまう感じです。
   シンセティックなので、ファィバーの太さは根元も毛先も同じですから、長さの調節のみ。
  ・上左右、それぞれ同じ形になるように。
  ・下側はフックのポイントに合わせる。
  ・BWPのコア(芯)がうっすら見える程度。(アンダーボディはBWPと反対色系を使用する)

 トリミング(カット)次第でいろいろなパターンになります。

 トリミングしてから、ヘッドセメントを使用。(先に使うとトリミングの際にファイバーに付いてしまいやすいため)

 ・・・てな感じで、完成です。カンタンでしょ。(と言っても、私が巻くフライの中では複雑な部類ですが^^;)

 補足: ビンなどの水に入れて確認してみて下さい。
      ・・・乾いている時とはだいぶ違うので、「えっ!」と驚くかも知れません。(^.^) 
      [水に入れた時の写真は省略します。]


       

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