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大正十五年三月、東京市主催旗展覧会
『が開かれ、全国より出品三千六百余点中特に目を引いたのはその日の各新聞に紹介された。珍品として推奨されしもの七、八点。
○ 足利将軍の日の丸
○ 武田家滅亡の時勝頼の生首を包んだ土屋惣蔵の馬印
○ 大坂夏の陣真田幸村の六文銭の馬印
中にまた異彩を放つものとして大活字で武田勝頼の生首を包んだ土屋惣蔵の井筒の馬印なるもの現存しあり・・・右は常時東京市社会局に於て己に□□□
(読めません) 専門家の常識鑑定を経出品されたものであるに相違なからふ「右の馬印に井筒の紋はついている」この現存せる遺物も確かに生きた証拠と見るべきであらふ』
(仙台真田家には、二流の六文銭の旗が伝わっており、大坂の役の時に使用したとの事である。大坂の役での幸村公の旗は朱塗りの旗指し物であったことは有名であるが、本人は六文銭を用いたと思われる。)
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