蒜山・三平山を歩く(2)


【2日目】
蒜山ジャージーランド〜自然牧場公園〜
塩釜冷泉〜三平山登山


2日目。気になる天気の方は曇り。晴れていたらくっきりと望めるはずの蒜山三座も雲に隠れてしまっている。何とかきょう1日雨が降らないことを祈る。

まずは、せっかく蒜山に来たいうことで、蒜山ジャージーランド内の牛舎を見学。その後、塩釜方面へと向かう。

途中、自然牧場公園を散策。ここで、今回一番の紅葉に出会う。カエデの黄、モミジの赤、何とも目に鮮やかだ。

さらに足を伸ばすと、中蒜山の麓に抱かれた「塩釜冷泉」。ここは「名水百選」に選ばれたほどで、岡山の三大河川のひとつ旭川の源泉でもある。その湧き水は何と毎秒300リットルもあり(写真の矢印の所)、東西12m、南北5mの池を形成している。この池の最深部は約1.9m、水温は年中ほぼ一定で10℃前後と冷たい。
手ですくってのどを潤す。またすぐそばに中蒜山への登山口があり数名の登山客が水を汲んでいた。

さて、きょうのメインは家族全員での三平山(みひらやま)登山。三平山は鳥取県との県境にある標高1010mの山。蒜山三座や大山の対面に位置し眺めを楽しみながら比較的手軽に登れる山だ。
登山道もよく整備されていて登りやすい。
登山口に、頂上まで45分の看板が出ていたが、今回は、3歳の長男を引き連れ、さらに1歳の次男を抱えて登るハンディがあるのでのんびり行くとしよう!
途中まではつづら折りの松林の中を歩く。20分ほど行くと対面に雲間から覗く上蒜山や皆ケ山が見えてくる。麓の紅葉もいい眺めだ。

登る前は、今回が登山初挑戦の長男が泣き言を言わずに登れるどうかが少々心配だったが、何とか機嫌よくついて来た。時にはおしゃべりしながら先頭を元気に歩いている。

さらに20分ほど登ると土塁の上を歩く。どうやらかつて軍馬を放牧していた名残りのようだ。粘土質の上、昨日の雨で滑って歩きにくい。
頂上付近まで来るとススキと笹の草原で木がほとんどなく、風をまともに受けて寒い。そして急に雲に覆われたかと思うと小雨も降り出してきた。大山などに比べると標高が低いといっても1000m以上あるのだから侮れない。

登山口から約1時間。何とか、無事頂上に立つ。三角点でVサイン!眺めは真っ白で視界はほとんどなかったが、とりあえず、今回は長男のがんばりに拍手といったところ。
雨風が強くじっとしていると体温を奪われるので10分ほど休憩して足早に下山した。

今回、天候には恵まれなかったものの、紅葉、ススキ、そして山歩き・・・晩秋の蒜山を満喫できた。
その後は、今が旬の「蒜山大根」を買い、帰途についた。
ほどよい疲れに、わが家の畑で収穫を待っている大根のことをすっかり忘れていたのだった・・・。(笑)
2000.11

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