あやしい無人島探検隊(3)

昼ごはんのタコ飯をたらふく食べたこの2人は、食後の運動とばかりに砂浜で相撲と鬼ごっこに興じている。彼らにとってもここはまさにプライベートビーチ。どんなにはしゃいでも誰にも文句を言われることはないのだ。

釜島の砂浜には、ハマエンドウ、ハマヒルガオ、ハマダイコンなど、さまざまな海浜性植物が群落を作り、美しい花々を咲かせていた。
よくよく考えてみると、瀬戸内の浜辺でこれだけの群落を見ることができるのは、釜島をおいてもう他にないのではないだろうか?

今回の釜島上陸のもうひとつの目的はといえば島の探検。(探検といっても、我々の場合ハイキングに毛の生えた程度なのだが・・・。) かつては人が暮らしていたこの島で、いったいどんな発見があるのか?
あやしい無人島探検隊の隊員たちは期待と不安を胸に浜辺を出発したのであった・・・。

ここで、釜島の歴史について少し触れておこう。
釜島の歴史は古く、約2,3万年前からこの地に人が住んでいたそうだ。当時の古代人が使っていたと思われる石器も見つかっている。
平安時代中期には瀬戸内海の海賊(海運業者)の首領、藤原純友(すみとも)がこの地に城を構えていた。940年の釜島合戦では純友が落城寸前あわやのところで藤原倫実に勝利したという。
また、瀬戸内らしくこの島では昔から塩作りが行われていた。昭和に入ってからは、戦後まもなく下津井西小(中)学校の分校がおかれたが、昭和49年に残念ながら廃校になってしまった。
右の写真は島に残る朽ちた電柱。近くにはハマエンドウの大群落がある。このあたりから登山(!?)道が始まる。

出発してまもなく裕太君が先頭を買って出る。
「よ〜し任せた!」「がんばれ〜!」
道は思っていたほど狭いわけでもなく歩きやすい。ただ、所々枝が伸びていて腰をかがめて歩いていく。私は、キョロキョロと物色しながらしんがりを進む。

さらに行くと徐々に道は細くなり、周囲の笹をかき分け進むようになる。果たしてこの先いったいどうなっているのか?
隊員の顔に不安の表情が・・・。

隊員A:「もうこのあたりで引き返す?」
私:「大丈夫大丈夫!任せなさいってば!!!(^o^)丿」