自然観察会レポート「タンチョウを観る」(3)

続いて、午後からはセンターのボランティアの方の案内で湿生植物園や森の中を案内していただきました。湿原には木道がつけられ、その所々で植物や昆虫を観察することができます。

湿原の池にはコウホネが黄色い花を咲かせていました。またこの周辺の湿地には食虫植物のモウセンゴケもたくさん見られました。

こちらは毎年5月終わりから6月にかけて花を咲かせる「トキソウ」です。ラン科の湿生植物で花の色が鳥のトキに似ていることから名づけられた、と言われています。7月の終わりには花の形がサギにそっくりな「サギソウ」も咲き始めます。

最後に右の写真ですが、体長2cm足らず、日本最小のトンボ、「ハッチョウトンボです。かつては日本各地の湿地で見られましたが、現在では住む所を追われ、個体数が減少しつつあります。オスはごらんのように鮮やかな赤色をしていますが、メスは黄色と黒の縞模様をしています。

梅雨空の中、一日中曇りの天気でしたが、本当に有意義で楽しい自然観察会でした。また機会があれば参加したいと思います。
帰りの道で佐伯中学校の生徒さんたちが書いた、大きな看板が目にとまりました。
「かわらぬ風景をいつまでも」守っていきたいものですね。近い将来、タンチョウが自由に大空を舞う日が来るのを願って・・・。


2000.6
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