児島半島の西側に残る自然の海岸線。
ここ通生(かよう)浜で、ある日の夕方、ひとりの人に出会いました。 |
彼は長靴に作業服姿という格好で、明らかに釣り人とは違う格好。クワ、スコップ、バケツを近くに置き、足元には筆と洗濯バサミが・・・。何やら怪しげな雰囲気。いったい何をしているのだろうか?
|
近寄って見ると、生きたシャコの尾っぽを大きな洗濯バサミにはさみ、無数にあいた直径3cm程の穴へ入れています。
実はこれで別のシャコを捕まえているのです。そう、何と彼は「シャコ捕り名人」だったというわけです。
本来、シャコは自らで砂の中に巣を掘りそこをなわばりとします。他のシャコが近寄ってくると、巣の奥にいても攻撃に出てくるのです。その習性を利用した独特の漁法で、アユのトモ釣りによく似ています。
下の写真は地上付近まで上がってきたシャコを、指で捕まえる瞬間です。 すばやい指の動きといい、的確にシャコをつまんでバケツの中へ投げ入れる動作といい・・・うーん、さすがに名人です。 |
バケツの中には20〜30匹のシャコが・・・。
さて、ここでひとつ疑問が湧いてきませんか?
おとりにする最初のシャコはどうやって捕まえるんでしょうか?
その方法は、絵の具用の筆を穴に入れシャコを刺激して、地面に上がってきたところを素手で捕まえるそうです。 |
ここ通生浜では、昔からこのようにしてシャコ(穴シャコ)を捕っているそうです。
さあ、あなたも一度チャレンジしてみますか?
|
【通生浜へは・・・】
児島市街から国道430号線を水島方面へ。セブンイレブンがある「通生浜」の信号を左折してすぐ。 |
|