音楽・道楽
引っ越しのおまけ
  引っ越しではこうしていろんなことにドタバタしたわけですが、本題のオーディオ関連についても実はあれこれとしていることがあります。


ケイグ SETTEN
写真がちょっとぼけてて失礼します。ケイグの洗浄液 D−100。スプレー式で扱いは簡単。あのJBLでも使っているとか・・・ SETTENシリーズにはいろんな種類がある。これはダイヤモンドの粉が入っているらしい。液体はイカスミのようにただ黒いだけで、ダイヤモンドは見えない。

 1、端子のクリーニングと配線のやり直し。
 まず一つ目は大掃除です。普段は各機械の後ろ側にあって、なかなか手の届かない機器の端子やケープルのコネクターを、この際まとめて掃除しておこうというわけです。オーディオのケーブルも長くつないでおくとホコリが溜まったり、酸化したりして、徐々に機能が低下していくと言われています。年に一度くらい掃除をするとよいらしいのですが、実際にはなかなか大変な作業ですから、めったなことではできません。こんな機会だからこそやっておかなくて。

 用意したのはケイグというメーカーのD−100という洗浄液と、接点復活剤として定評のあるクリプトンのSETTEN PROです。ケイグはスピーカーで有名なJBLでも使われているという洗浄液で、D−100は効果の強い原液そのままのタイプ。他にもこれを薄めたD−5というものもあるそうです。SETTEN PROはダイヤモンドの粉が混ぜてある液体で、これを端子に少量塗ることで、端子の接触の効率を上げるという特徴があります。ケイグで端子を洗い、その後でSETTEN PROで仕上げるという手順ですね。

 しかし、まぁ、ケーブルもはずしてみると多種多様で、数もかなりありました。オーディオ関係だけでなく、ビデオのケーブルなどもありますし、スピーカーケーブルも極太ですなら、プロジェクターまでつなぐ映像ケーブルはさらに太く、長さも10メートルという特別製です。もちろん、信号用のケーブルだけでなく、電源のケーブルもあります。先の製品はどちらも電源ケーブルにも使えるということなので(他のものはショートにご注意を)、これらすべてに使用できるわけです。やり方は簡単で、まずはD−100はスプレー式になってますから、軽く吹きかけて汚れを溶かし、それをきれいな布でふき取ります。実際にやるとシュワッと炭酸がはじけるような感じで、汚れもシュワッと落ちていくようです。SETTEN PROはキャップについている刷毛で薄く塗るだけです。これは薄く塗るのがコツで、塗りすぎると音が鈍るので要注意です。まあ、厚く塗った場合でも、2〜3日たつとこなれてくるので心配はありませんが・・・。僕も最初にやったときは音がモコモコと詰まった音になってどうしようかと慌てました。これまでも新しいケーブルには塗っていたのですが、今回は全部のケーブルをもう一度やり直しました。機器の端子の方も同様にシュワッときれいにしていきます。オーディオテクニカから端子用の掃除キットが販売されてますので、それで拭き拭きして終了。機器の天版や側面もラックの中に入っているとはいえ、ホコリはどうしても溜まるもので、こちらも拭き取ってピカピカにしてあげました。「ご苦労様、これからもよろしくお願いします」と、日頃の労をねぎらう作業でした。

 ケーブルも全部はずれているし、機械もバラバラになっていますので、手間はそうでもありません。戻すときも、あらかじめどのケーブルがどこにくるかさえ確認しておけば、順番に戻して終わりです。僕のようにAVアンプでスピーカーケーブルやマルチチャンネル用のケーブルがたくさんあったり、ビデオなどに同じようなケープルが重なってわかりにくいときはケーブルに名札を付けておくと便利です。名の知れた個性あるケーブルなら自分でもひと目で判断もできるでしょうが、こうしたケーブルの予算も限られてオーソドックスなものを使っていると混乱してきますね。我が家はサラウンド用のスピーカーケーブルと、DVDのマルチチャンネル用のケーブル、そしてS端子のケーブルがそれぞれ同じなので、テプラで作った名札を巻いてあります。
 ケーブルをつなぐときにも順番を意識してやり直しておきます。一般にケーブル同志がゴチャゴチャに重なったり、からみ合わない方がノイズの混入がなくよいとされています。引っかかったり、丸くなったり、からまったりしてはいけないわけです。順番も電源ケーブルが下にある方がよいようです。その上にビデオ系、オーディオ系と重ねていきます。AVアンプを使うときはここを整理をしておくのも大事です。今回ははずす前と取り付け後の環境が違いますので比較はできないですが、気分的にはかなりスッキリしました。日頃気になってはいるんですが、なかなかやれないことですね。次にやるのはいつのことかわかりませんので、これもチャンスと前向きにとらえていいことですよね。
窓の風景

CSアンテナとこのたび追加した110度CSに対応したBSアンテナ。そのうしろには我が家の窓から見える風景が広がる。以前はケーブルテレビだったが、引っ越しを機に完全衛生対応にチェンジした。それもこれも巨人戦を最終回まで見たいから。110度CSで放送される「Gタス」なら初回から最終回まで見ることができる。これも道楽か・・・・。

バックの風景からもわかり通り、2階からの見通しが気持ちよい。反対方向にはマンションや民家ががあるが、窓が多いのにそうしたものが一切視界に入らない。あとで気がついたが、どこの窓もギリギリの角度で、邪魔なものが見切れるように配慮してあった。設計段階からの工夫がうかがえる白亜の借家。
2、プロジェクターのランプ交換
 引っ越しに合わせたわけではないのですが、偶然にも12月になって我が家のプロジェクターはランプ切れのサインが点灯しはじめました。最近のプロジェクターは昔のようにフィルムを使うことがないはいえ、光を後ろから当ててスクリーンに投射する方式にかわりはありません。どのプロジェクターもその光のための強力なランプが入っていて、時間とともにこのランプの性能が落ちていきます。すると明るさがだんだん暗くなっていくわけです。だいたいどのメーカーのプロジェクターも1000時間がひとつの目安のようです。我が家も交換の目安は1000時間で、これを越えると今回のように注意信号が点灯しはじめ、1300時間を超えると安全のためにスイッチ自体が入らなくなるという設計になっていました。完全に切れるまでに300時間あるので引っ越しが落ち着いてから交換しようと待っていたわけです。
 我が家のプロジェクターは三菱のLVP−L10000ですが、定価は非常に高価な品物です。で、この交換用ランプがいくらかといいますと5万円ということでした。消費税を入れて52500円です。最近の低価格化してきたプロジェクターでも、交換ランプはこれくらいしますので、かなり良心的なお値段という気もします。ただ、旧型なので三菱の方にも在庫がなく、結局注文した電気屋さん自身が全国チェーン店だったおかげで、在庫チェックをかけてくれまして、1ヶ月ほどで手に入りました(その間引っ越しのドタバタの最中でしたから、ちょうど良かったです)。

 

肝心の交換ですが、取扱説明書では自分の手で行えるとありますが、正直文系の僕は機械を開けるのがかなり怖かったりします。本当に自分でできるのかどうか不安がありました。良心的に思える5万円も、ここで壊せば大金ですから。でも、実際にやるとこれが非常簡単にできてビックリです。我が家のプロジェクターの場合は、本体のカバーを開けて、中のランプを固定していたネジを2本取り、そこへ切れたランプを引っ張り出すための取っ手を付けます。取っ手がついたら軽く引き抜いて、新しいランプをその逆の要領ではめていくだけです。取っ手をはずして、固定ネジを2本つけ、カバーを戻して、ハイ終わり。慎重にやってもものの30分とかからない作業でした。あとはランプの消耗時間を計算している内部時計をリセットすれば、またそこから1000時間を数えてくれます。我が家が1000時間に到達するのにちょうど2年かかりました。毎週少なくとも3〜4本の映画を見てましたし、去年はW杯や巨人の優勝のシーンにも大活躍してくれました。結局毎週15時間以上は大画面を楽しんだという計算になります。コスト的には1時間で50円。これを高いとみるか安いとみるか・・・。

 こうしてランプの交換は簡単に終わったのですが、実はランプ交換後の映像はこれまたビックリの高画像化でうれしさ倍増です。雑誌などでもランプを新しくすると間違いなく、画質がよくなると書いてありますが、体験したのははじめて。これは本当にその通りです。我が家では1番の違いはコントラスト。映像のシャッキリ感がまるで違います。明暗、濃淡、輪郭の差にしっかりとメリハリがついて、映像がダイナミックな仕上がりになります。これにはちょっと見入ってしまいました。こういうものはしばらく見ていれば気がつかないうちになじんでいって、やがてぼやけてきてもわからなくなるのが人間の生理というものですが、ランプ交換後のこんな感動はおまけというにはもったいないくらいの違いでした。
 今回の交換でまた2年間はこのプロジェクターにお世話になることになりました(もちろん巨人の優勝シーンが続くので・・・)。最近は20万円を切る低価格のプロジェクターが登場し、最新の技術もどんどん開発されていますので、2年後には買い換えの時期にきているかもしれませんが、しばらくはまたお世話になろうかと思います。

3、さようなら、Odeon−Ag
 DVDの入れ替えの話をしましたけれど、これによって最新のプレーヤーを手に入れたことと、引っ越しに思わぬ費用がかかりすぎたことで、残念ながらD/Aコンバーター Odeon−Agともお別れすることになりました。パナソニックのDVDプレーヤーは読み飛ばしもあったりして買い手もつかないと思いますが、Odeon−Agはまだまだ現役十分な音質・性能を確保しています。こちらはメーカーもいろいろとバージョンアップを考えているようで、我が家のように高級なCDプレーヤーは買えなくてもちょっと高音質な音を体験したいという人にはもってこいでしょう。ということで、Yahoo!のオークションに出品してみました。保証はギリギリで一年を過ぎたので切れてしまいましたが、品物自体はきれいなものです。備品もきちんとそろっています。定価は26万円。希望を言えば10万円代後半で・・・と言いたいところなのですが、中古販売店の買い取り価格をいろいろとチェックしていきますとどこもかなり厳しい値段。最高買い取り価格は7〜8万円が相場のようです。物が物だけに、こだわりのマニアしか買わないという実情があります。中古販売店も商売なだけに冒険はできないという引き取り価格かも知れません。しかし、僕は年末に偶然にも中古の販売価格の方もチェックできたんです。こちらは12万円でした。お店としては差し引き5万円くらい取っているということですね。オークションに参加するときはこうした事前調査も必要です。結局、最初はこの12万円を目標価格にしたいと、そのまま最低落札価格に設定してスタートします。一発落札価格では15万円にしました。珍しい物だけに買い手がつくか、珍しいがゆえに敬遠されるか・・・ここが勝負の分かれ目という感じです。
 落札終了までは一週間を設定しましたが、最初は誰も入札してくれなくて冷や冷やさせられました。5日目ぐらいになってようやく買い手がついてひと安心。これで目標ラインの12万円は確保できたということです。それ以後終了までに何人かの方が入札されて最終的には14万円ほどで落札してもらいました。中古とはいえ、定価の半額ほどですから、買い取った方にも満足していただけのではないかと思います。
 オークション参加の写真を撮るために一度箱から出して、そのまま再び荷造りされたOdeon−Ag。我が家では質感がなめらかでしっかりしたバランスの良い再生を楽しませてくれた仲間でした。新しいオーナーにもかわいがってもらってもらうんだぞ。




Odeon−Agの最後の雄姿。音質の高さはまだまだ現役。新しい仲間とこれからも幸せに過ごしておくれ。


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