計の章 第3部 釣行の計画−


釣果に差がつくのは「情報」。
沖釣りの場合、対象魚により出船が変わって、一度乗船すると、
別の魚に変更するというツブシがあまりきかない。
そのためにも事前の計画が大事になってくる。



釣行計画 ①  「釣り場」が先か、「対象魚」が先か

防波堤釣りでは、「釣り場」を決めて釣りに行くことが多いが、
船釣りでは、「対象魚」により「釣り場」を決める事は少なくない。
では、「釣り場」が先か、「対象魚」が先か、チェックする条件で比較してみよう。

「釣り場」が先 「対象魚」が先
 
 ● 釣り場までの距離
 ● 交通と所要時間
 ● 釣れている魚の種類
 ● 釣果
 ● 馴染の船宿の有無
 ● 受け入れ姿勢と船の余裕があるか など


 ● どこの釣り場で釣れているか
 ● その釣り場までの距離
 ● 交通と所要時間
 ● 釣果の安定度と予測
 ● 馴染の船宿の有無
 ● 受け入れ姿勢と船の余裕があるか など

※ ちなみに私は「対象魚」を先に決めて釣りに行きます。

釣行計画 ②  情報収集

情報収集って何の情報か? → どこで何が釣れているか
情報源の種類と見極め方を説明しよう。
あくまで私自信の解釈で解説しておきます。決して中傷、他意があるわけではありません。

スポーツ新聞の速報欄
前日の釣果が翌朝の紙面に載り、一度に20〜50軒ほどの船宿情報が得られる。
以前は釣果の水増しが目立ったが、最近は新聞各社が
厳しく取り締まっているため、まず8割がた信頼してもいいのでは・・・

週刊の釣り専門新聞
週刊のためスポーツ新聞に比べると情報が少し古くなる。
しかし一度に「関東版」だけでも700軒近くの船宿情報が得られる。
情報の信憑性としては、若干水増しされている船宿があるように思える。
これは紹介されている船宿の数が多く、同地域・同漁港に集まる船宿同士、
他の船宿よりも、少しでも目立ちたいからであろう。

釣り専門雑誌
これは隔週刊・月刊誌が多いため、
情報量は「週刊の釣り専門新聞」同様多いが、情報の新鮮さは、
上2つから比べるとかなり古い。

インターネット
船宿の検索サイトも多く、釣り場別や対象魚別でも検索できて便利。
情報も次の日には更新されていて新鮮。
個々の船宿が作成しているサイトでは、インターネット予約(仕立船)や割引券の
サービスなどもありうれしい。

テレビ・ラジオの釣り番組
どんな番組も収録から放送までは半月程度は経過していて、速報性に欠け、
情報力としては弱い。
それに画面に登場する人たちだけ楽しんでいるようで、面白くないと、
感じている人も多いであろう。

釣具店に設置されているFAX
情報の信憑性としては高いと思われるが、情報量、速報性には欠ける。
FAXの船宿の割引券も一緒に置かれているのはありがたい。


釣行計画 ③  水増し情報の見極め方

●水増し情報が出てくる原因
 船宿がひとりでも多くの客を呼びたいという、目先の利益にこだわっているため。

●水増し情報が出てくる条件
 狭い港に数多くの船宿が集まっている場合、逆に船宿が1軒ポツンとある場合が挙げられる。
 簡単に言えば、それだけ目立ちたいからだ。

●水増し情報が出てくる時期的条件
 1月中旬から3月にかけて、8月の盆過ぎ、12月上〜中旬など、釣り人の数が少なくなる時期にも
 水増し情報が多くなる。
 もっと細かく見ると、土・日曜の客集めを目的に、木・金曜あたりにも水増し情報が多い。

●問い合わせでの水増し情報
 船宿への問い合わせで「いつも釣れてますよ」という店や、曖昧な返事をする店よりも、
 「この2、3日釣れていないから、よした方がいい」とか「今日は型を見るのがやっと」とかを
 具体的に教えてくれる船宿の方が信用おける。
 数多く行って、常連になると正確な情報が得られることに間違いない。



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