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和歌山酷道界・最強の不沈艦、その類い稀なポテンシャルを暴く

R425 酷道偏差値 ★御坊市〜龍神村〜十津川村〜尾鷲市
★総延長194.3キロ
路線図
72
■ ワインディング度 【A】
■ アップダウン度 【B】
■ 道幅狭度 【A】
■ 路肩即崖度 【A】
■ 落石度 【A】
■ 無人度 【A】
■ 工事度 【A】
■ 人工建造物希少度 【A】
■ 携帯圏外度 【A】
■ 地蔵度 【B】


■ ロード・インプレッション ■

おめでとうございます・・・(?)。和歌山3ケタ酷道マニアにはカリスマ的人気を誇るR425。酷道オタク(酷ヲタ)と呼ばれるマゾい方々の熱い羨望を集め続けているR425は、まさに和歌山国道界を牛耳る不沈艦!スタン・ハンセンだ!ガードレールの少なさも手伝って「案の定」転落死亡事故多発してます。道端のお地蔵さんの数も多いような・・・。特に龍神から十津川の間は、本来なら大迷惑なハズの(そりゃお互いにね)対向車の存在すら「おお・・・人だ・・・久しぶりに会えた」などとワケも無く目頭が熱くなってしまうほど、人間に会えない。でも落石クンなんていうカナリ遠慮したいオトモダチは沢山いらっしゃいます。

●この不沈艦R425は道幅が狭く行き違いのできない区間が長いため、対向車との壮絶なやりとりもコレマタ存分に楽しんで頂ける上、工事ともなれば完全通行止めになる確率が猛烈に高いです。実は総延長200キロにも満たないR425、和歌山県内ではおおむね3つのパートに分けることができます。

●まず御坊市〜龍神村福井の【印南準酷道路線】。御坊市〜印南町松原の間は道幅もあり特に何という盛り上がりが無いまま終了。ですが印南町松原からR424と合流する龍神村小家あたりの間に数ヶ所のA級酷道が現れ、これもなかなかの過酷度です。ただアップダウンやガケが少なめで、森の中を走るイメージ。転落しても、すぐ木に阻まれておおむね止まりそう。これをさらに東へと進み龍神村福井まで来ると「道の駅・水の郷日高川 龍游」が現われ一段落。トイレ休憩と水分補給を忘れずに。昼間なら食事もできます。

●次に龍神村福井〜同村小又川の【龍神街道まっしぐら路線】には、まさに観光向けの超快適2車線快速路が出現、ワイドな道幅で観光バス同士も楽々行き違えます。福井を過ぎて間もなく、龍神村役場なども見えてきますね。このあたり、川を挟んで反対側や、一本山手に入ったところなどには、小さな集落を結ぶ旧道があり、「龍神バス」のバス停跡なども残っていてナカナカの味わい。ただしこの旧国道は住民以外ではほとんど車で走らないので、住民の皆さんが道端に座り込んでお話などされています。車のための道路というよりコミュニティスペースとして利用されている性質もあったりするので、通行される際は決して迷惑などかけないように徐行でヨロシク。小又川ではR371との分岐。R371はこれを北上し高野龍神スカイラインへ。その途中には「龍神温泉郷」 「道の駅・龍神」 「龍神山荘」「龍の郷」 「丹生ヤマセミ温泉館」などのリラグゼーショナルスポットがたくさん。いいところです龍神は。

●さて、ついにR425が和歌山の「酷道キング(ん?女性名詞だったらクイーンか)」と呼ばれる「元凶」・・・龍神村小又川〜奈良県十津川村の【転落死亡事故多発路線】が最後にドン!と控えてらっしゃいます。ここはもう、過酷の一言。そしてドライバーに似合う表情は「眉間にシワ」でも「泣きっ面」でもありません。これは「ヒキツリ笑い」をおいて他には無いです。落石は落ちてるし、落石防護ネットなんてのはもう、下の方は無数の落石が留まりはちきれんばかりに膨れ上がってます。道はヒビ割れ路肩は崩れ、工事のための片側通行や通行止めも日常茶飯事。ガードレールも少ないのでまさに鳥肌モノの酷道ドライブを余すところなく楽しめます。この区間の転落事故の注意看板は、02年夏確認分で14を数えます。急なアップダウン、ヘアピン等、愛車そのものや燃費へのダメージもジワジワと感じ取れ、期待と後悔とが入り混じる微妙な精神状態も味わえます。ちなみに万が一、この龍神〜十津川間が通行止めの場合は、すぐ南側に県道735号があります。こちらには上にも出てきた「丹生ヤマセミ温泉館」があり、土日祝は食事もできます。

●R425は奈良県に入り十津川村からずっと東へ、下北山村を経て三重県尾鷲市へとつながっていますが、十津川村から東は1.5車線区間が多く、また待避所や道幅の広くなっている部分、ガードレールや落石防止ネットなどの設備があり、和歌山側と比べてワンランク上のセキュリティレベルとなっています。とは言っても知れてますけどね。でも精神的にはだいぶ違います。どうも、県をまたがると(ここでは龍神〜十津川間が相当します)互いの自治体の連携が難しくなって、改修やガードレールの設置などで不利なようです。

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