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快走区間と酷道区間の絶妙なブレンドは歴戦の酷道オタクを魅了する

R371 酷道偏差値 ★大阪府河内長野市(起点)〜橋本市〜龍神村〜串本町(終点)
★総延長206.1キロ
路線図
69
■ ワインディング度 【A】
■ アップダウン度 【A】
■ 道幅狭度 【B】
■ 路肩即崖度 【B】
■ 落石度 【A】
■ 無人度 【B】
■ 工事度 【A】
■ 人工建造物希少度 【B】
■ 携帯圏外度 【B】
■ 地蔵度 【B】


■ ロード・インプレッション ■

●惜しくもR425の前に屈したR371ではありますが、かなりキワドイ酷道部分を持っており、決して見劣りするものではありません。R425より偏差値3ポイント減の理由は、橋本市周辺ではかなりの交通量があること、また紀中〜紀南エリアでも快速2車線部分が意外に多いこと。ですが酷道部分のみで比較するなら過酷度は同格と言ってよいでしょう。

●メインステージとなる中辺路〜大塔〜龍神における酷道区間はビギナーなら卒倒しそうなくらい、かなりハイレベルな過酷度。行き違いできない区間が多く、酷道らしく工事も多いので運が悪いと一車線区間の対向で工事車両の集団と出くわす可能性もあります。こっちは一台、相手は数台・・・いくら待避所に遠くても、こちらが延々バックしなければなりません。特にビギナーの方、バックのスキルアップに最適です。では、順を追って見てゆきましょう。

●まず北から、河内長野市(起点)〜橋本市の「都市間連絡慢性渋滞区間」。朝夕のラッシュは大変な混雑だし、その他の日中も交通量が多く不快指数のかなり高い区間。酷ヲタのアナタ、全線走破が目的でない限りはわざわざ通る必要はありませんよ。

●次に橋本市〜高野町の「都市近郊酷道区間」。1〜1.5車線の狭い坂道が続き、ナカナカの味わい。途中に「玉川峡」「玉川やどり温泉」があるので、観光客もぽつぽつ。慣れた地元車ばかりだと思い込んでると、温泉目的のオバチャン運転「ワタシ、前しか見てないのよ車」の後ろで延々おつきあいしなければならない事もあり、忍耐力を大幅に削られます。

高野山〜龍神村間は「過疎と観光の拮抗区間」。龍神スカイラインは全線R371ですが、龍スカの西にR480とR371の共用区間が。花園村の南端部に近い箕峠で龍スカと合流するまで、ほぼ1車線の酷道区間を通ります。アップダウン・ワインディングともかなりパワフルで、落石も多く冬季は通行止めになるという酷道エキス満点の区間。さて、龍スカを下りたらすぐに日帰り入浴可能な「龍神山荘」、飲食可能な「道の駅・龍神」(17時まで)、そして日本三美人の湯「龍神温泉」が。龍神村役場付近、県道735号と共用するあたりから分断区間。分断区間は3キロほどですが、中々進んでません。ちょっと一服なさりたい方は県道を十津川に数キロ進み「丹生ヤマセミ温泉館」でリフレッシュを。

龍神村〜中辺路町は「準快速区間」。連絡林道を抜け、R371へ戻ると「おおっ!」と驚くほど立派な笠搭トンネルがあります。中辺路町まで1.5〜2車線区間が程よくミックスされ快走可能ですが、猿や鹿が出てきますので注意。夜間、甲高く「キャーン」と鳴く声が聞こえたらそれが鹿です。運良く(?)鹿を轢いたら地元の料理屋が高く買い取ってくれることがあるようです。

中辺路町滝尻〜古座川町平井が酷道ファン垂涎の「酷ヲタ・エクスタシー区間」。お待たせしました。百間山渓谷の南西をぐるりと半周するこの区間、特に「乙女の湯」を擁する大塔村富里から分断区間北端の同村木守に至る区間の過酷度は、R425龍神・十津川区間に迫る高度なパフォーマンスを発揮。対向車とのやり取りの際まずまず待避所はあるものの、アユ解禁の時期などにはその貴重な待避所が駐車車両で埋まり、思いきり火に油を注いでくれます。ブッ・・・ブラボー・・・。アップダウンはそこそこですが、ハイレベルな狭路ワインディングが随所に展開されており、特にエアコン作動時などは急激なガソリンの減少が心理的な圧迫感として襲い掛かってきてくださいます。大塔村木守〜古座川町平井は分断区間は連絡林道あり。舗装されてはいるものの、落石や路肩崩れが多数。道幅のある部分でも、落石が陣取り現実的な通行可能部分が狭くなってたりします。雨後や冬季の通行止めは林道のマストアイテムですもんね。あ、そうそう、古座川沿いの道路脇に、「直径50センチほどの木の筒の上にトタンをかぶせて蓋をして、石で重石をした妙なもの」があるんですが、それは「ゴーラ」という、人工的に作ったニホンミツバチの巣ですので、決して覗きこんだり開けてみたりしないように。中にはワンサカとミツバッチーズの皆様がお尻の針をチョンチョンに研いで控えていらっしゃいます。車を停めての休憩中など、特に子どもさんが間違って触るとえらい事になりますよ。医療機関なんてそんじょそこらには存在しないという地域性も考慮すべきです。

古座川町平井〜串本町高富(終点)は「観光快速区間」。観光名所の「古座峡」「一枚岩」や「美女湯温泉」などがあり、おおむね1.5〜2車線の快適な区間。観光を目的としない酷ヲタにはなんの事はない国道で串本へ抜けR42と合流、フィニッシュ。

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